3年後のLGBT業界を見据えていますか?現在のLGBTの活動から3年後に何が必要とされ、求められるかを考えてみた
2016/07/30
パイオニアの運営責任者、ヒロトです。今日はパイオニア立ち上げ、2週間になりますが、早速日本のLGBT団体の方とスカイプ対談を行いました。時代は既に、面白い団体、人材をみつけてコンタクトをとり、共に行動する時代になりました。
既に、パイオニアのツイッターでもつぶやいた通り、時代はIT革命真っ只中。
NHK「U-29人生デザイン」 18歳にてIT会社の社長の特集をみたが、会社のメンバーはなんとSNSでスカウトしたとの事。そういえば、私(海外在住ヒロト)とジャン(協力隊)の出会いもあの日のSNSでした。これからどんな人と出会えるのか。ITに管理されるのでなく、ITを管理しよう。
— 海外×LGBT=パイオニアになろう! (@pioneer_lgbt) 2016年4月14日
今後、数ある情報の中から、自己にあった情報を選ぶ、情報収集能力が求められていきますし、IT革命同様、ヒロトは、人材革命が必要と考えています。
3年後のLGBT業界であなたは何をしていたいですか?3年後に必要とされるLGBT活動を考えてみた
そもそも人材革命とは?これは狭く深く、広く浅くという人付き合いの交流の幅が軸に考えていきたいと思います。
自分の周りにいる人ではなく、世界各国にいる人と出会い共にクリエイト出来る時代
パイオニアのサイトや記事をご覧頂いた際、日本もパートナーシップや同性婚、パレードが盛り上がっている中、なんで今更海外なの?と思われる方は少なからずいると思います。今更、海外?いや、これからのLGBT活動を考えたら海外です。何故なら、世界規模でLGBTの活動を考えた時に、必ず海外の知識やノウハウが必要となってくるからです。第一に昨今、日本のLGBT団体や個人が取り組んでいる活動は、既に同性婚が可決されている国の真似であると考えられます。
何かを成し遂げようと新しい事をする時はその道のプロの真似をする事が一番の近道
ここにつきるんですね。どんなかたちで同性婚可決に至ったのか?どんな活動があったのか?成功体験を模倣し、盗む。そして、日本流に取り入れる必要があります。ただ、ヒロトはその日本流が未だ?なわけです。
日本の良さてなんだ?日本人のストロングポイントが逆にLGBT活動に制限をつけている?
「東京。」東京オリンピック開催が決まった時に、一番心に響いたワードは「お・も・て・な・し。おもてなし」ではなかったでしょうか?ヒロトは現在、海外でhospitality業界、いわゆる日本のおもてなし精神を取り入れ、サービス業ではhospitalityを学んだかどうか採用段階で問われるホテルや飲食業の多さを感じています。
おもてなし=日本人の強み。KY。そう、結婚、よろしく、プロポーズの言葉ではなく笑、空気読めない人間という言葉が流行りませんでした?KYという言葉が誕生した背景には、日本人てその場の雰囲気にあった振る舞いが出来るかどうか、気遣いが出来るか出来ないかが大切な能力として判断されるわけです。
ちなみにヒロトはお酒の席で、酒を注いで上司に媚びを売るとか空気を読んでする事が大嫌いです。自由に飲みたいようにやりたいようにすれば良い。下の世代に気を遣われる残念な上司にならぬよう心掛けています。さぁ、本題です。
自分のやりたいLGBT活動が誰かに気を遣わせている活動になっていないか?
私が日本で活動を選ばなかったのは、間違いなく、愛するパートナーに気を遣わせるからです。世界中の人が気を遣わないとしても私の愛すべき人が気を遣い、心労をかけてしまい笑顔を奪ってしまったら元も子もないのです。一緒にいる意味さえなくなります。彼女は「大丈夫だよ。」と、笑顔でどんな事にも応え、応援してくれるからこそ、そんな彼女の顔を伺いながら活動する自分も嫌ですし、「男でも女でもないヒロトという人が好き。」
という言葉に全力で応えたいからこそ、ありのままの自分で活動したい。そう思った時に、既に同性結婚が可決され、海外移民も出来、将来的には彼女の夢、「母親になる事」を叶えてあげられる場所で自分にしか出来ない活動をしようと決めたのです。Anyway,(とにかく)私が気遣いのところが最大の理由ですね。だーれもお前の事なんて考えていないのに、自意識過剰ヤローで、やっぱり過去の最大の人との別れとかも経験して臆病になってたんですね、日本にいた時は。色んな事に気を遣いすぎて空気になるかと思いました。なればよかったのに笑。
3年後、物質的な豊かさではなく、幸せになりたいという精神的豊かさがより重視される時代になっている
みんなが一斉に、講演会や布教、認知度や条例のために活動している現在ですが、根本には「幸せになりたい」「幸せにしたい人がいる」という誰かの幸せのためではないでしょうか?私は、基本的に、自分がハッピーでなければ誰も幸せに出来ないと思っています。そういえばジャンも昨日、まったく同じような事を執筆していました。
流石、パイオニア。同志たるもの同じ信念。
日本という環境がLGBTに寛容ではない国だから、自分もハッピーではないのでしょうか?それは違います。全ては、自分の想いです。自分の想いがハッピーではないから、ハッピーでない環境を創り出したり、呼び寄せたりしている。自分の想いが全てを創っている事に気付かなければいけない。
私にとって日本は息苦しい国でした。確かに、面と日本の社会と向き合って闘う道をあったでしょうが、私は自分は社会を変えるのではなく、自分を変える事に意欲的でした。
誰かを幸せにするには、まずは自分が幸せにならないといけない
そこで、私自身が、海外留学、海外就職、同性結婚、海外移民を経験し、幸せになりたいと思った方に、直接手を差し伸べられる情報と道を提示していきたいと思いました。ヒロトのステップは今は同性結婚になるわけですが、海外で生活するには多くの乗り越えないといけない壁があります。私たち日本人も外国人なわけですから。それもまたパイオニアで発信していきます。
日本人のおもてなし力といった考え方に気づくには、外から日本をみてみる必要がありますし、LGBT業界が周りが気遣いすぎて誰も触れない領域にならない危険性に気付くために、もちろん中から日本をみてみる2面性が非常に大切だと感じています。
海外にいる日本人と日本にいる日本人がお互いの知見や情報を共有する必要性
特に、3年後、より精神的な豊かさを追求する時代になるからこそ、どうやって結婚する?どこで家庭を築く?という情報は世界規模で情報を選べられるようにする必要があり、更に踏み込んでLGBT当事者が海外へ進出出来る環境や機会を与えられる必要も感じています。
一度でも良いから、LGBTの方々、外から日本をみてみませんか?パイオニアは、外から日本だけではなく個人をみられる機会を与えるプロジェクト準備を現在、進めています。その際、多くのデータ収集が必要となります。これからも何卒、お力添えの程、宜しくお願い申し上げます。道がないなら、道をつくれば良い、一緒に。