「働きやすい」と「入りやすい」は別物!?LGBTの就活事情とは?

2016/07/30

こんにちは!あさひです!LGBTウェディングでお馴染みのあさひですが、婚約を果たした僕は次のステップである”就職”に向け、就職・転職活動における情報発信をしていきます!

挙式イベントから始まるあさひの新しいチャレンジ!次なる課題は両親へのカミングアウトより大切なこと。

以前、ジャン君もバイトの面接でのポイントを教えてくれていました通り、LGBTにとってアルバイトも含め就職・入社は悩むことが多い、大きい壁の一つです。

通称名を使いたい!トランスジェンダーが改名する前の履歴書の書き方、バイトのはじめ方

それは、LGBTという言葉が日本に入ってきて、LGBTの認知度が上がった今でも依然として多くの方がぶつかる壁としてあります。今日は、転職歴3回目の僕が感じたことを書いていきたいと思います。

「働きやすい」と「入りやすい」は別物!?LGBTの就活事情とは?

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LGBTにとって大きな壁となる就職活動ですが、セクシャリティによって悩むポイントは様々です。まずはその違いを大きく同性愛者とトランスジェンダーに分けて見ていきましょう。

同性愛者にとっての就活の壁とは?

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同性愛者の方にとって就活で悩むことの多くは、「カミングアウトするか否か」です。外見上カミングアウトしなければ同性愛者かわからないので、カミングアウトする気のない方は悩まずに進めるという方もいらっしゃいます。また、カミングアウトするタイミングなども悩むポイントかと思われます。

トランスジェンダーにとっての就活の壁とは?

トランスジェンダーには治療、もしくは戸籍変更まで進み、外見上の性が「心の性」と一致するのであれば、カミングアウトするかしないかで悩むことでしょう。もしくは、カミングアウトをわざわざしないという方も多いのではないかと思います。しかし、Xジェンダーもしくは、外見や声などが変化していく過程である人は偽るか、カミングアウトをしなければなりません。同じLGBTであっても、これらの違いがあるのです。

LGBTブームで「働きやすく」はなったが、「入りやすく」はなっていない。

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最近のLGBTブームにより認知度が上がってきているLGBT。社会で認知され始め、今や就活でLGBTをカミングアウトすることは「非常識」ではなくなってきています。社会の受け入れ態勢も一昔前に比べればかなり良くなりました。会社内での配慮も求めれば対応してくれる企業が増えていることでしょう。カミングアウトをするメリットは、環境を過ごしやすいものへ変えることにもあるのです。

では、就活の壁が低くなったか?答えは期待するほど低くなっていません。LGBTを面接時にカミングアウトすることが「非常識」でなくなった今は、カミングアウトする方や入社前から配慮を求める方も多くなりました。しかし一方で、LGBTと聞いて表情が曇る会社、採用してくれない会社は少なからずあると思います。友人の大学の講師によれば、LGBTは厄介者に見られやすいとも聞きました。「LGBTだというだけで「入りにくい。」これはLGBTブームが来た今でも変わらない現実です。

まとめ

LGBTブームで認知度が上がっているとはいえ、就活はLGBTにとって何ら変わらぬままの壁となっているのが現実です。では、我慢するしかないのか?毎日話を合わせなくてはいけないのか?嘘をつき続けるのか?それで苦痛ではない、我慢するほうが楽、なのであればそれは確かにそういう方にとっては一番楽でしょう。しかし、自分らしく生きたいという方も多いはず。ではどうしたらいいのか?

あなたが自分であり続けることを望むのであれば、もう一度自分自身の就活状況や、これからの就活イメージを見直してみてください。

良い環境は見つけるのではなく、作り出せ!

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LGBTが社会において認められる今、面接時にカミングアウトする方は増えてきました。事前に受け入れ環境があるのか?配慮してくれるのか?確認しておき理解ある過ごしやすい会社に入りたいですよね。ではここで、当事者目線ではなく、会社側の目線でみてみましょう。大きい会社であればあるほど、応募者はたくさんいます。いわば、会社は一人落としたからと言って痛くもかゆくもない状態です。その中で入社前からLGBTという扱いにくい、配慮の必要な人間をわざわざ採りたいでしょうか?会社にとってLGBTは紛れもなく「面倒くさい」存在でしょう。それでも採用したいと思わせられるほどのスキルがあればいいですが、どんぐりの背比べであるのが一般的な状況で残念ながら、LGBTであるというカミングアウトは不利です。

僕自身、LGBTであることを伝えることは素晴らしい勇気だと思いますし、その人を構成する大きな要素であると思っていますのでカミングアウトすることはお勧めしますが、全てはタイミングだと思っています。入社が決まってから自分のタイミングでカミングアウトすればいいのです。LGBTブームのおかげで多くの会社は受け入れてくれます。配慮もしてくれます。もし、受け入れ態勢がないのであれば、作ればいいだけです。パイオニアのメンバー、ジャン君も今青年海外協力隊初のLGBT隊員として環境を作り出しています。僕たちLGBTはまだまだ、道を作る努力が必要ですが、共に頑張る仲間もここにいますのでサイトを通して、その姿を見て頂けたらと思います。

夢を叶えて良いんですか?トランスジェンダーだろうが何だろうが、なりたい自分になればいい。

現在就職活動中の方、これからの方は今一度、就活のスタンスを見直してみてはいかがでしょうか?次回は、僕が就職活動中に感じた就活をする上で覚えておきたい大事なことを綴る予定です。題名は「LGBTである前に一人の人間であれ」です。日曜日のあさひの記事もお楽しみに!

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