海外就職必勝法!あなたにしか出来ない事はなんですか?Nameバリューが通用しない世界で生きていく個の強さは逃げるが勝ちから教わった
2016/09/25
ニュージーランドはいよいよ冷え込んできました。日本と季節が真逆の南半球、ニュージーランド。実は、今月6月でヒロトはニュージーランドに来てから1年経ちます!今日は、ニュージーランドに来た時の海外就職を通しての気づきを噛み締めます。
真夏の誕生日を迎えたニュージーランド。私は2月生まれなので、今まで家の中で凍えながらお祝いされる事がほとんどでしたが(どんな家でお祝いされてんねん笑!)、初めて部屋の中で半袖で祝われました。物価が高いニュージーランドではいかに安く生きるかを考え、お金がかかるストーブを一切使わずに、毎日、湯たんぽで生きています笑
海外へ行く前の日本の生活や、海外に来てからの新たな生活と気づき。
「私にはママが二人いるの。」同性婚が可決している国の在住者が考えるLGBT当事者家族の在り方で大切にすべきLGBT近親者の存在
ここまでの道のりを思い返すと、1年前の今頃、新しい職場が決まり、新たにニュージーランド海外2カ国目で2回目の海外就職を経た私が書き記した当時の想いに行き当たった。そこには、海外就職を目指す=海外で生きていきたい人へ贈る言葉が綴られていた。
自分は海外で生きていくと決めた。海外で生きていくには言語も知り合いも0という誰も自分を知らない所から創り上げていかないといけない。生きていくには生活をしないといけない、お金を創り上げないといけない。
今から綴るのは、自分に向けての応援メッセージでもある。
海外で生きる=海外でどれだけ自己を活かせるか?海外就職するなら、押さえておきたい「曖昧さ耐性」と自分の価値!
ニュージーランドが私にとって、私たち二人にとって勝負の場所だという事は分かっていた。
良い生活をしたければ、良い準備をすれば良い
比較的、ビザが出やすいニュージーランド。そして、同性婚が最近、可決され、北島のオークランドはゲイフレンドリーの都市に選ばれたり、ゲイパレードも盛んで、既に同性愛者が家庭を築いている環境がある事。まずは、情報収集が大事。誰よりも情報を集め、実際に分からない事や知りたい事は積極的に情報発信している方とコンタクトをとって教えて頂く。良い生活を送りたいからこそ、良い準備が必要だった。
年功序列が正義な日本の考え方はそもそも通用しない海外
「若いくせに」「若いから」とバカにされて生きてきた私は、海外では年齢不詳で生きて行く事にしています。もちろんここニュージーランドでも、カナダでも年齢を聞かれた事や自ら聞いた事などありません。年齢をあえて聞かないようにしています。
何故か?
人はどうしても目の前の事が、良いか悪いか区別をしてしまうのです。人は忘却の生き物ではなく、人は比較する生き物。私はそう考えます。人間性が優れている方は過去の自分と今の自分を照らし合わせ、上手く比較出来るのでしょうが、大抵の人間は違います。自分と他者を比較します。
自分にとって上か下か、分かりやすく立場を考えられるのが年齢=生きてきた数値。生きてきた数値より経験値。評価するなら引き出しの数。でも、それじゃ海外では通用しない。いつだってイノベーションは起きる時におき、起こす人は大抵、倉庫や名の知れない場所でせっせと若いうちにどうやったら世の中をより良く出来るのか、没頭している人だから。
グレーゾーンを持っている人こそ海外では活きやすい
あなたは、ある現象に対してグレーゾーンをつくられる人でしょうか?白と黒の中ではっきりさせてしまううちは、まだまだ引き出しがあまい=経験値が低いと私は考えています。これは白に近いけど白ではないな。これは黒の方だけど完全に黒ではない。その感覚を養えているかで感情コントロールや、物の見方が楽になる。ずばり、曖昧さ耐性を持っているか、強いかどうか。なんでこうなんだ!どうしてこうじゃない!納得できない人は相手を納得させるのではなく、自分を納得させる事の方が相当、賢明かと思います。何故なら、日本でも海外でもどこにいてもトラブルを引き起こすのはあなた自身だからです。海外に行けば!と思っても結局、問題はつきもの。その問題の捉え方を変えない限り、不満は生きている限り生み出す事になるでしょう。
一途は美徳。だけど、海外は中途半端な人間こそ大成する世界だ
こんな事言うてますけど、私は、割と曖昧さ耐性が低いです。やるなら、やる!やめるなら、やめる!生まれた時から白と黒の答えを求められる環境で育ってきたから。もともと、日本独自の「続ける事が美学」という考え方。長続きしない人は「中途半端だな」とマイナスな受け止め方をされる環境。果たしてその日本独自の考え方は結果として吉とでるのでしょうか?
私はずっとサッカーをしてきました。一筋です。ずっと続けてきた挙句、辞めた瞬間、自己喪失に陥りました。それて、結果として良い事なんでしょうか?
続けている最中は美徳です。かっこいい。貫く人。信頼できる、熱い人。でも、辞めたら抜け殻。何も残ってない、何もない。それだったらあれもこれもやっといて、どこかでつまんどいて、バスケやスケート、空手やバイオリン、何でも経験しといた方が後々、あれもこれも出来る!と、良い意味で次に繋がるのではないでしょうか?海外で一番、求められる事、「あなたにしか出来ない事はなんですか?」この答えにあなたはなんて答えていきたいですか?
中途半端て実は一番カッコイイ?逃げるが勝ちから学んで海外就職へ
中途半端に出来る人が、良い意味で曖昧さ耐性という受け止め方も出来るようになって
後々、人として大成する。それが、海外というフィールド。「あなたにしか出来ない事はなんですか?他の誰でもない、英語も達者な人ではなく、この英語環境であなたじゃないと出来ない事は?」真剣にこの言葉と向き合う事が、海外就職の第一歩だと私は自己の経験から痛感しています。
ここでお伝えしておきたいのは、ただ、ずっと続ける事がいけないとか、ダメとかではなくて、途中で辞める事も、色々あれもこれもやる事は良い事だと肯定したいという事です。もしかしたら、ヒロトは、サッカーを辞めた後の自分を肯定したいだけなのかもしれません。サッカーの後、ギターやバイク、バイト三昧、どれも長くは続かなかった。そんな逃げてきた私が言える事は、もし、一つでも何か続けてしまってたら、またサッカーのようにのめりこんで、決して海外へ行く!!!なんて思ってなく、その答えに辿り着けなかったという事。それが全てです。
全ての事に意味はない。全ての事に意味を持たせているのは今生きている自分
仕事を転々として、どっしり身を構えてニュージーランドで働けたのは、カナダでの仕事、日本での仕事、どれ一つ欠けていたら存在しなかった。サッカー辞めた事も、全ての出来事も、今、自分が意味を見出す事で、価値が出てきます。どんな道でも今、自分が自分の存在と向き合ってこれたなら、今日という日を迎えられた事にあなた自身が意味を与えられる事になります。全ての日々に意味を与えられるのは今のあなたです。
まとめ
逃げるが勝ちなんです!ある意味、人間関係も笑。私はアルバイトを経験しました。カナダ、バンクーバーで鮮烈な新入社員だった私でも、上手く進み続ける事が出来ず、日本でアルバイトをします。社員だとか役職とかに就けとか、見下したりバカにしてくる人が必ずどこにもいます。自分の物差しで他者の人生を勝手にはかってくるやつ。頼んでないのに笑 ただ、そういうやつに毎回、反応するか、しないか。全て選ぶのは自分です。
人には、合う合わない、向き不向きがある。私は日本という社会に自分を合わせる事が苦痛で出来ませんでした。男らしさ、女らしさ。子供育てたいの?子供が可哀想。周りはどう接したら良いの?手術しても子供もセックスも出来ない。じゃあ手術はなんでするの?自己満ですか?「1日でも長く愛する人と共に生きたいなら手術はするな。」お金がもったいない。理解したいけど、やっぱり理解だけじゃ無理だと思うよ。質問攻めと理解しているフリや、興味の目の毎日。
私は新しい所で新しい自分を試すのが好きで、それが得意な人。自分という存在の意味を見出した時に、自分ならではの価値を感じます。その価値を追求するか、しないか。そういう経験と小さな自信の積み重ねで、ニュージーランドの海外就職が決まったと思います。
企業や大学というnameバリューでなく、自分という名のnameバリューを大切にしよう。名刺ではあなたをはかれない。あなたの名前で世界に挑戦しよう!
あなたが世界で挑戦出来るよう、そのためには、まずアンケートのご協力を何卒、宜しくお願い申し上げます。