青年海外協力隊の2次選考は圧迫面接?2次選考面接の感想と対策をまとめてみました
2016/09/25
こんにちは、ジャンです。2016年度春募集の1次選考結果の発表が終わったということで、2次選考の面接について書こうと思います。
私事ではありますが…
現在感染性胃腸炎です。感染症・エイズ対策隊員が感染症になってしまいました。頭痛発熱下痢ぴっぴーです。こんな時にお世話してくれるような人がね…いればいいんですけどね…今は社宅に住んでおり実家でもないので一人で苦しんでおるとです。
先輩、友人に大好評の記事ですね。何度でも貼るわよ。
さて、本題です。
僕の場合の2次試験
面接前から波乱というか自滅
圧迫面接だと聞いていたので、それはもうドキドキしながら行きました。他の人のブログを読んだり、色々調べたりしながら不安でしたね。
何とかなるっしょ!と向かった羽田空港で僕は財布を無くし、唯一のFtMの友人が東京に住んでいたので迎えに来てもらいました。あの御恩は一生忘れない。
次の日は仕切り直して気合い入れて面接へ!そして僕は!
会場を間違えて遅刻しました!!
このボロボロ感、良く受かったよね。
実際の質問内容
これは個人ブログからのコピペになりますが実際の質問内容です。
1.人物面接
15分程。面接官は二名の男性、基本片方の方は頷くのみで最後の質問だけ(最近聞いた話、どちらかは精神鑑定師の方なんだそうな)
・志望動機を聞かせてください
・大学卒業後は何をしているの?
・国際協力に関しては大学で勉強したの?
・家族は派遣に関しては理解がある?
・なぜこの職種に応募したの?
・派遣先は国で決めた?要請内容で決めた?
・今回の要請であなた自身はどのように働くことを想像していますか?
・10年後の姿を聞かせてください
・(キャリア形成として青年海外協力隊を選んだみたいだけど、例えば)NGOや他のボランティア団体などではなく青年海外協力隊を選んだのは何故?
2.技術面接
計20分程。面接官は二名で男性女性1人ずつ
①集団面接(10分、感染症・エイズ対策には集団面接があります)
あなた方が仮に合格して、派遣されたとします。あなた方はそれぞれの任地で働いています。あなたのカウンターパートは大学を卒業して現地の公務員やNGOスタッフとして働いているとします。ところが、あなたのカウンターパートがどうやら遅刻や欠勤をしがちであることがわかりました。そこで同じ悩みを持つ皆さんに、話し合って解決策を考えてもらいます。
※ほかのグループの人達は「皆さんが仮に合格したとして、派遣前に居酒屋さんで飲んでいる」という設定のグループトークもあったみたいです。
②個人面接(10分もないかも?覚えていない)
事務的な質問(女性から)
・志望している以外の派遣先に合格しても行きますか?
・自動二輪免許取得の意思はありますか?
技術的な内容(全て男性から)
・自己PRをしてください
・院試対策のときはどうやって勉強をしたの?
・シャーガス病とは?
・フィラリアとは?
・アフリカでエイズが流行っているのはなぜ?G8の先進国よりも流行している理由も含めて、どう考える?
・外国人と文化交流をしたことはある?
・日本人と比べたときに外国人の良いところは?
(他のNTDや日和見感染について聞かれた方もいました。)
本当に圧迫だった?
実際は圧迫ではなかったです。非常に穏やかと言うか…優しい方でした。ただもちろん「圧迫だった」と言う方もいました。2年間の途上国暮らしに耐えられる忍耐力があるか、現地の人と働くための人間力があるか、そういったところを見られるわけなので圧迫なのも頷けます。
対策は?
対策としてはブログで二次選考のことを書いている人は多いので自分の職種の面接情報を集める、JICAの理念をしっかり理解しておくことは大事だと思います。1次選考で出した書類のことについても多く聞かれるので、そこも加味しておきましょう。
基本的に、正直に答えるのが一番だと僕は思います。人物面接の2人の面接官の方のうち1人は精神鑑定師の方なのだそうです。何百何千の受験者を見ている方々なので、付け焼刃的なごまかしは効かないでしょうね。僕が接した合格者やOB・OGの方も話を聞いていると、正直に等身大の自分で面接を受けた方ばかりでした。
何故協力隊に行きたいのか?どうやって活動していくつもりなのか…。1次選考で合格した方にはそうしたビジョンがあるはずです。そのための勉強してきていることでしょう。それを思いっきり話しきることができればいいのではないかなと思います。
2次選考を控えている皆さん、応援しています!