LGBTに特化した留学サポートの必要性〜申し訳ないという気持ちを払拭したいただ、それだけ〜

2016/09/29

どうやったら申し訳ないという気持ちを手放せられるのだろう?女なんですが、男として扱ってほしい!制服は男性用で。SheではなくHeと呼んでくれたら嬉しい。自分という存在と出会ってくれた相手に、複雑な自己取り扱い説明書を渡す度に私は「めんどくさくて、ごめんね。」そう想う日々を送っていた。

生まれてきて申し訳ない!始まりの気持ちはそうでも、終わりは違う〜LGBT留学サポートの必要性〜

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カミングアウトが出来ない時は自分以外のモノに目が行きがち

どれだけの人にごめんね。と、言ってきたのだろうか。どれだけの事に申し訳ないと感じてきたのだろうか。カミングアウトを出来ないうちは、どうしてこんな風に生んだんだ!どうして自分だけが!と周りや人生、神様、自分ではない何かに心は奪われていた。

まさに、怒りという一番パワーを使う感情が行動に直結していた。思い出すと、まだ性同一性障害、LGBT、カミングアウトという言葉をまったく耳にしなかった時代こそ、反骨精神の塊で良い意味で活動的で自分はイキイキしていた。

カミングアウトをした後は自分自身を追い込みがち

「実は彼女がいるんだよね。」「実は女の人が好きなんだよね。」カミングアウトという行動に伴い、受け入れてくれる人が周りに残り、受け入れられない人は自然と去って行った。受け入れてくれるという温かい環境で、より自分という存在の主張は強くなり、自分にとって求めるものが高くなった。

手術、胸オペ、戸籍変更、完璧を求めても完璧にはなれない

自分という存在を理想に近づけたい。そういった所で手っ取り早い外見から自己と向き合う事になる。ヒゲがほしい、喉仏を出したい。求めるものは高い。高いが届かない。求めても求めても完璧にはなれない虚しさと、今迄、もがいてここまで来た道を創り上げた自己を手放す気がして恐怖がおそってくる。

自分を追い込む必要がない世界へ、申し訳ないと思う必要がない世界へ

逃げるが勝ち。この言葉は侮れない。日本人の一点至極主義。ずっと続ける人がカッコイイ。逃げない人が素敵。つまらない事を強いられても楽しいフリをして続ける時間。しんどい。これはもう良いかな。そう簡単に言える世界があるはず。そして、個人のペースを尊重して歩める時間があるはず。それを追い求め日本を外からみる事にしてみた。自分にとって日本は窮屈に感じたからだ。だから日本を離れてみてみよう。留学は一つの人生設計の手段だ。

別の世界を知れば知るほど、自分の内なる声と向き合う事になる

究極な話、おそらく私は世界が自分の思い通りになっても物足りないんだと思う。人生身の丈だが、結局、自分にとっての幸せて何なのか?どういう状態が幸せなのか分からないから、例え今が幸せでも気付けない。この先に幸せはあると信じ、追い求めてしまう。それはきっと、「あ〜今、幸せ。」て心から思った事がないから。そう思う体験を積んだ事がないから。あなたは幸せなんだよ。そう言われ納得出来る存在ならおそらく海外なんか来ていないだろう。自分という存在、自分の幸せはここではない!今、幸せとは思えない!いつだって探しているからここまできたんだ。

幸せという概念を取っ払う、申し訳ない気持ちをただなくす、それだけ

私の家のオーナーさんが言っていた。「幸せて言葉があかんのよね。その言葉が人をダメにするのよね。」私も最近、そう感じる。幸せていう言葉てなくても良い。結局、自分の幸せは分からないし、幸せていう言葉がある限り探し続け、強欲になってしまうから。

0ベースになって、幸せて概念を取っ払ってみる。幸せはよく分からないから、あー居心地が良いと思う時ていつだ?考えてみる。私は、「申し訳ない」と思わない時だ。いつだって誰かの顔色を伺って生きてきた自分。海外に行っても、自分で言うか言わないかの選択の自由があり、わざわざカミングアウトする必要がない事もある。私もカミングアウトなんてしてこなかった留学先、バンクーバーでは。留学へ行っても彼氏いるの?好きな男のタイプは?とか適当に話を合わせ偽りの自分を演じていた。でも、ある日、チリの女の心友に言われた一言で自分の存在を主張する事の居心地の良さに気付く。

「あなたは女の子が好きなんでしょ?なんで隠すの!全然恥ずかし事なんかじゃないじゃん!。」

そこから自分の取り扱い説明書のページ作成の日々が始まった。自分は女が好きだ。自分は男だ。あー居心地良い。

まとめ

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一人での取り扱い説明書作成は3年もかかった。最初はSheと呼ばれていた事から目を背けていたが今ならハッキリ向き合える「Heです。」と。LGBTとして留学する上での語学学校の過ごし方、ホームスティでの扱い、こういう時にはこうすると周りの扱いが経験と共にパターン化出来てきた。

日本ではガイドラインとして周りの扱いに注力している。現在、LGBTは当事者意識から周りの意識へ注力する時代になった。LGBTとして留学する事を言うか言わないか普通に留学会社へサポートを依頼する事も出来る。

周りに申し訳ない。と、感じない留学を目指す。シンプルに多様化にともった留学システム。既にLGBTを公言し海外に移住している人は自分での経験を糧に自己のガイドラインを作成出来ている人たちだ。そういった人たちもそこまでくるのに色んなパターンを経験してきた。失敗もあった。だからこそ、私は自分が失敗した事を共有し、失敗する時間を極力少ない環境作りの徹底、楽しい時間の提供に注力したい。

LGBTに特化した留学は挑戦である。わざわざLGBTに特化したサポートをする必要があるか考える人もいると思うが、答えはシンプルだ。「サポートの必要はある。」自己の存在が申し訳ないと想いながら葛藤し、前へ進む一歩が留学という手段かもしれないからだ。手術しかない!自分に自信を持てない人にそのお金で大好きな人との家、子供を育てる環境を掴め、よりその人の居心地の良い世界へ近付けるかもしれない目標かもしれない。「私の事なんでどうせ分かってくれない。」LGBT当事者同士だから深く分かり合え、気持ちを共有する事が出来る。他の留学会社に言えない事、苦労、分かち合える事が出来る。

今なんて長い人生のほんの一瞬だ。だから、成功した体験を与え、自信を持つ事で性同一性障害=手術という選択肢に直結せず、多くの選択肢からベストな道を選んでほしい。そして、周りを怒鳴ったり、自分を卑下したりどうしようもない気持ちを私たちに置いてほしい。LGBT当事者の気持ちの置き場はパイオニアを通して世界へ広がる。

ホルモン注射に使い続ける1年のお金をまずは一回の留学へ。

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