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【心に永久保存】バンクーバー邦人女子の海外安全対策を本気で考えたら険しい顔でガニ股歩きになった

2016/10/11

こんにちは!情熱メラメラのCocoです!比較的治安が良いとされる国カナダ・バンクーバーでも、犯罪の被害が全くないわけではありません。世界中どこにでも悪い人は潜んでいます。

もちろん皆様気をつけてはいるでしょうが、この記事でもう一度自分の身を守る大切さを考えてもらえればと思っております。今回は私の周りに実際起こった被害を元に、日頃から安心して過ごす対策を情熱を込めて考えました。

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私自身と知人の体験談

真っ昼間のカフェで

ダウンタウン、真っ昼間の混雑するカフェで私の目の前で起こったこと。向かいのテーブル席にはスープを飲んでいる女性、テーブルの上にはiPhoneが。すると背の高い男が入ってきて彼女のiPhoneを目にも留まらぬ素早さでかっさらって行きました。一瞬の出来事で彼女本人も周りの人も唖然でした。

迫りくる注射器ローラーブレード女

カナダ・バンクーバーのダウンタウンにあるHastings street (ヘイスティング・ストリート)は地元民でも避けて通るいわゆるスラム街。真っ昼間、日本人の知人男性2人はそこを歩いていました。すると注射器を持ってローラースケートを履いた中年女性がものすごい速さで向かってきて2人を追いかけ回したとのこと。全力で逃げきったと言っていました。ローラースケート辺りで何故かくすっと笑ってしまいましたがよく考えると笑い事じゃない。すっごく怖い。

しかしこのストリート、近くに観光名所のGastown(ギャスタウン)やChinatown(チャイナタウン)があるんです。周辺におしゃれなバーやカフェもたくさんあることから長く住んでいると慣れてくると1人でこのストリートを通る人も少なくありません

ショッピング中の悲劇

こちらはカナダでの話ではないのですが、私の大学時代の先輩女性3人が留学先のアメリカのポートランドでショッピングをしている時に起きた事件。現地の女性2人から「日本人?あなた達すごくおしゃれね!今から一緒にお茶でもしない?」と声をかけられ一緒に行動することに。

すると路地に入った時、何人かの男性が出てきて暴力を振るわれ買ったものを全て取られてしまった。声をかけてきた女性2人と男性たちはグルだったのです。たくさんのブランド名が書かれた紙袋を見て標的にされたのでしょう。

この他にも

・カフェでパソコンを開いて宿題中にトイレに立った一瞬の間にパソコンは消えていた。

電車で居眠りしてしまい起きるとポケットに入れてあった財布が消えていた。

・アパートの1階の部屋を友達とシェア。友達と出かけ、帰宅したら2人分の貴重品は全て消えていた。このアパートには道路に面した大きな窓があり犯人はそこから侵入

・飲みに行った帰り道、住んでいるアパートの1メートル手前でカバンをひったくられた。

・昼間にスマートフォンを手に持って歩いていたら後ろから走ってきた男にひったくられた。

・仕事の帰り道夜の9時頃でまだ人通りもあったが、いきなり後ろから抱きつかれ胸を触られた。

道で話しかけてきた男性がしつこく付いてきた。

など私の周りだけでもこれだけの被害が起きています。

いつでもどこでも、誰にでも起こりうる

上に挙げた体験談から分かることは真っ昼間の人がたくさんいる場所でも、男女グループでいても、ムキムキマッチョの男性にでさえ被害が襲ってくる可能性があるということです。突然起きることなので、男性だっていきなり殴られたらもうお終いです日本人を含めアジア人は小柄で騒がない、高価な物を持っているというイメージがあるので標的にされることが多いようです。

犯人は標的を見つけるのが得意

犯罪を犯す人は突発的に行動するのではなく慎重に人を選び、計画を立てて行動に移す場合が多いです。どんな人を狙えば成功しやすいのかを熟知しているので言葉もあまり通じなく土地勘のない「外国人」を狙うことが多いのでしょう。「あいつはこの時間に仕事が終わってこのルートで帰るな」などとリサーチした上で狙われるパターンもあります。周りからすれば私たちが「外国人」であるのは変わりないことを常に意識しておくのが健全です。一見害のなさそうな人が「困っているんだけど助けてくれない?」と話しかけてきても、「友達が待っているから」などと断りましょう。本当に困っている人ならわざわざ言葉が通じないかもしれない相手に助けを求めません

知り合いでも疑ってかかる

留学やワーキングホリデーで海外生活をしているとパーティーやイベント、英会話の集まりなどで新しい人に出会う機会が増えると思います。友達の友達、チューター、何度かお茶をした人など「知っている」と思っている人相手でもどこに悪い人が潜んでいるかわかりません。人付き合いはある程度の距離を保つことが大切です。特に知り合ったばかりの人の車に乗る、部屋に行く、呼ぶなど密室は必ず避けましょう。疑いながらの人間関係は疲れるものですしフレンドリーさを持つことは語学習得にも大切ですが、自分の身を守ることを第一に考えてどんな人でも疑うことを頭に入れておきましょう

普段から安全対策を

・電車やバスで寝ない。

・かばんは中身が見えないファスナー付きのものなどにして肩に掛けるなど、しっかり持つようにする

・パソコンやスマートフォンなど貴重品からは一瞬でも目を離さずカフェなどでトイレに立つ際は持って行く

・アパートの1階は強盗に狙われやすいのでなるべく避ける

・できればザ・日本人な服装は避け、高価なブランド物で身を固めない

・ふらふら歩くと標的にされやすいのでテキパキ歩く

・スマートフォンやカメラをずっと手に持ったまま歩かない

危険な場所は昼間でも避けて歩き、どうしても通らないといけない場合はバスなど交通機関を使って通る

・夜道に気をつけなるべく1人で歩かない。遠回りでも人通りの多い大きな道を選んで歩く。帰りが夜中になってしまい家が遠いのなら友達の家に泊めてもらって朝方帰る

・注意散漫になり、狙われやすいのでイヤフォンで音楽を聞きながら歩かない

・外で泥酔しない

・ルームメイトやホストファミリーあるいは信頼のある友達などに誰とどこに出かけるか、大体の帰宅時間を伝えておく

Cocoの安全対策

私が夜道を歩く時にしている対策は電話で話しているフリです。「もうすぐそこにいるよ」「あ!見えた見えた!」と言って妄想友達に向かって手を振るなどすぐ側に友達がいると思わせること。あとは、女性と悟らせないように帽子を深くかぶり更にガニ股で颯爽と早歩き。「ええ?やだ!恥ずかしい!」と思うかもしれませんが、自分が襲われる可能性を考えればガニ股で歩くぐらいなんてことありません。「私は女優よ!」とミナミの帝王に出てくるキャラクターになって歩いてください。

「振り返り作戦」も効果的です。心理学的に、犯罪を犯そうとしている人は顔を見られることにより、諦める傾向にあるらしいです。後ろに誰か歩いていて、ちょっと怖いなと思ったら勇気を出して振り返ってみるといいですね。本当に追いかけてきたりしてピンチなときは明かりの付いているアパートの玄関など人が出入りのあるところに向かって逃げましょう。

まとめ

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・普段から危機管理能力を身につける

・新しく出会った人を信用しすぎない

・断る勇気を持つ

・危険な場所や夜道の独り歩きは避ける

・信用のある人に自分の行動を伝えておく癖をつけておく

海外に来たばっかりの頃はもちろん、慣れてきた頃こそ意識したい身の安全。自分が被害者になる可能性はいつだってあります。せっかくの海外生活、普段から安全対策を意識して楽しい日々を過ごしてくださいね!

そしてバンクーバーの夜道で険しい顔でガニ股、早歩きな奴を見かけても安心してください!私です!是非お気軽に声をかけてください。安全に一緒に帰りましょう!

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