「男性性」と「女性性」を考える〜そもそも誰しもが両方を持ち合わせている〜

こんにちは!Cocoです!「おっ男らしいね!」これは私がビールを一気飲みした時によく言われるセリフですが、皆様は「男らしい」もしくは「女らしい」と誰かに言われることがあるでしょうか?「性はグラデーション」とよく表現されますが、今回はそのグラデーション具合を分かりやすく「男性性」と「女性性」で考えてみました。

誰しもがそれら両方を持っているのですが、あなたはどちら寄りだと思いますか?

人をすっぱり2種類になんて分けられない

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世の中のそこら中で女らしい、男らしいというフレーズは溢れかえっていますよね。それもそのはず。心理学的な考え方では「男性性」と「女性性」この2つの性を、両方とも全員が持ち合わせているのです。

だから普段はとっても可愛らしい女の子でも「意外と男らしいところもあるじゃん!」という一面を持っていたりする。一見オラついている男性でも、お花や小動物を愛する「女らしい」部分があったり。世間で言う「ギャップ」ここにありなんですね。

そうして考えてみるだけでも、「男性と女性」などと人をたった二つの分類にすっぱりと分けるなんてあまりにも無理があると思いませんか?

もっと女らしくありたい、もっと男らしくありたいという、自分の持つ性に対して悩みを持つのはLGBT当事者だと認識している人だけでは決してない。

自身の性について考え迷うのは人間として存在する以上、全ての人につきまとうこと。考えれば考えるほど、「あー、自分もそうだなー」と当てはまることだらけ。自分も同じ「性」について悩んでるじゃん。とみんなが気付くと、性の多様性についての理解が深まるのではと思います。

いわゆる「肉食系女子」と「草食系男子」で考えてみる

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さて、皆様は男性性、女性性にどんなイメージをお持ちですか?ざっくり分けてみるとこんな感じでしょうか。

女性性=守る 感情的 受け取る 柔らかい 精神面を重要視

男性性=戦う 理論的 与える 力強い 社会的地位を重要視

何度も言いますが、例えば自分が女性だからといって「女性性」だけで作り上げられているわけではありません。そこには男性性も必ず含まれています。そこで出てくる「肉食系女子」と「草食系男子」です。このフレーズを知らない人はいないと言っていいほど流行っていることから、それら2つの性質を誰しもが持ち合わせていることがわかります。

肉食系女子といわれる女子は「女性性」が弱まり「男性性」が強い状態にある。弱音を吐くことを嫌い、自分から積極的に狙った獲物を狩りに行く。

それに反して草食系男子と呼ばれる男子は「男性性」が弱まり「女性性」が強い状態にある為、積極性に欠け、受身がちになる。

では「私は男性だ!」と男らしく振る舞う「肉食系男子」はどうでしょう?もちろんそんな彼らにも何%かは「女性性」が存在しています。同じく「異性愛」と「同性愛」もそれぞれみんな両方の要素を何%かの割合で持っていると言われています。

そういったことに基づくと、やはり自分は100%男/女とは誰も言い切れないのではないでしょうか。これはまさしく性のグラデーションです。

そのときの環境でパーセンテージは常に変化している。

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私たちの内にある性のパーセンテージは周りの環境に影響され、変化するものです。故に、対人関係に影響を及ぼすこともあります。

交際歴6年の男女カップルでひとつ例をあげてみましょう。

ある日彼女は転職したことをきっかけに、ばりばりのキャリアウーマンになり稼ぐようになった。今まで以上に仕事に集中し、「成績」「売上」などの「男性性」の持つ要素にまみれながら戦う日々は、彼女の今まで10%だった内なる男性性を50%にまで引き上げた。

そのうち彼氏は「あれ?いつのまにか彼女は自分より稼いでいるぞ」と気づく。ここでまず彼の「男のプライド」にダメージが。それを気づかないフリをしてしばらく過ごすが、変化している彼女を横目に、なんだか自分が頼りない気がしてくる。ここで、ついに彼の今まで20%だった女性性が40%に増える。

なんだか彼女に守られている立場になったように感じてくる彼氏。そうして強まっていった自分の内なる「女性性」を受け入れられない。じわじわと彼の中の「性」のバランスは崩れだす。すると彼は無意識に自分の中の「男性性」を取り戻そうと何かをやみくもに探し初める。

そこで「女性性80%」ってな感じの少しか弱いタイプの女らしさ満開の女性が彼氏の前に表れた。今の彼女にはない女性性の要素をたくさん持っているその女性といると、自分に感じていた不甲斐なさが埋まっていく気がする。そこでやっと自分の「男性性」を取り戻すことができた気がして安心する。そして彼はその女性とついに一線を越えてしまう…よくある話ですよね?

もしも彼女が新しい仕事に就いていなかったら、彼女の「男性性」を目の当たりにすることはなく、彼氏の男としての自尊心は揺るがず、浮気もしなかったかもしれない。これは環境によって二人の性のパーセンテージが変化したことにより、今まで問題なく6年間恋愛していた二人の歯車が上手く回らなくなったパターンです。

「男性性」と「女性性」のバランス

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大切なことは、自分の中に存在するこの2つの要素を認め、バランスを取ることです。「男性性」が強すぎる場合、社会的な成功などばかりを目的にしがち。反対に「女性性」が強すぎると、感情的な判断や行動ばかりしてしまい、冷静さに欠けてしまう傾向に。

まず一度、自分の中に本来あるこの2つの性を考えてみる。

そして、例えば自分は受け入れる力、精神の繋がりに重きを置く「女性性」をより強く持っていると思うのであれば、仕事でもそれを活かして誰かの相談に積極的に乗るなどの役割に適してみる。反対に何かを判断しなければいけない時には、感情的に判断しがちだから、「男性性」を意識して理論的かつ冷静に考えるクセをつける。

こんな風に自分の持ち合わせる2つの要素を理解し、普段から上手く活用すれば仕事や人間関係もよりスムーズになるかもしれません。でもこれが難しいんですよねなかなか…

いかがでしたか?決して肉眼では見ることのできない、様々な性質が混ざり合っているからこそ人間にはそれぞれの味があって面白いのではないでしょうか。

スぺインから待望のパイオニア新メンバー、まさるさんの記事をどうぞ!

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