新メンバーMasaruの身も蓋もない独り言⑦「結婚生活に疲れたら」

2016/12/21

結婚生活ももはや3年……まさかこの人といっしょになるなんて思いもしなかった、年下スペイン人。特段顔に身体がタイプなわけじゃない、だけど心地よい愛し方ができるからこそ結婚生活が続くのだと思う。恋に焦がれた恋愛もしていたけれど、それは愛じゃなくてきっともっと激しい激情に似た感覚だったのかな。

理想の生活と強迫観念が辛い

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長く結婚生活をしていると見えてくるお互いの嫌な部分といい部分。いつしか二人とも毎日の生活にあぐらをかくようになると、どうしてもワガママになってしまう。30過ぎのイイ歳した2人の男、どこか子ども染みていて大人になりきれないそんな感じ。だからいつも衝突してはお互いイライラ、それでも結局より頑固者の私が勝ってしまうのだ。今日も今日とてアイツがモタモタしている間に行きたい店がしまってしまい、イラ。仕事のシフトは朝だけにしてもらうように頼めと言われて、イラ。

 

ブレーキをかけたらきっと、自分が無くなってしまう、そんな強迫観念に追われながら生きる毎日は意外とキツイ。だけど何もしない日々、何にも追われない日々が続けば堕落してしまうことは目に見えている。海外で暮らしても、日本で暮らしても、結局のところストレスの無い生活なんてないんだよなあ。しばしゲイの友人に

 

「アンタは外人の旦那と結婚できて幸せねえ」

 

とか

 

「スペインなんてすごい!アタイもバルセロナに行きたい!」

 

とか言われて羨ましがられる。だけど結婚して愛があるから必ずしも自分の人生が満たされるってわけじゃない。私からしてみれば日本のような職にも金にも困らない経済状況に美味しい日本食にありつけるって、それはそれは地上の楽園のように感じるのだけどなあ……(海外暮らしが長いからそのように感じるのかもだけど)

やっぱりわかってくれるのはアイツしかいない

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師走の多忙な時期と新しい仕事のスタートが重なり、いつにも増して自分自身を失いそうになってしまうのだ。こんな時にSNSでも覗けば、旧友の輝かしい活躍に羨ましい食生活が目に飛び込んできてしまいそうで、とてもじゃないが私は覗き見出来ないな。ネガティブ思考の人間がポジティブになることは難しい、だからこそ気分屋でマイペース、自分の気持ちに正直で物怖じしないラテン気質の旦那が羨ましい。

 

こんな時はいつも親友の女にブツブツ文句を言って、なんとかココロの平静を保っている。結局のところ空気のような存在になりつつある旦那の温もりは時に湿気が多すぎて、イライラを隠せない。そんな時にやっぱり頼れるのが大きすぎる親友の存在、そして一言一言の重み。私の全てを知っている彼女が紡ぐ言葉は不器用だけど、言霊として私のハートにガツンと響くってことだ。もう彼女の背中すら霞んで見えなくなるくらい、彼女は亀のスピードだけど私を追い越してしまった。10年以上見ている彼女の生き様は時に激しく、だけど地道な努力家。私はいつまでたってもスタート地点から動けないそんな歩幅だけど、いつか彼女の肩を叩ける位の距離まで近づければなあ……とココロで呟いてみる。

まとめ

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離れたから、失ったからこそ分かるものが本当の宝物なのだ。お金では買えない強くて途切れない絆……きっと私がどこかの国に出張もしくは長くスペインを後にすることになったとしたら、私も旦那の有り難みと思い知ることだろう。近くにありすぎると、当たり前になりすぎると、ついつい感謝のココロを忘れてしまうからね。最近イライラし過ぎて当たり散らしてる旦那に、直接は言わないけれど、まあゴメンとこの場を借りて言っておこう。

 

あぁ、仕事初日というのはなんと恐ろしい瞬間なのだろう……果たして私は生きて帰れるのか、といつものように大袈裟になってします、はあ。→無事に帰れました、よかった!

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