新メンバーMasaruの身も蓋もない独り言⑧「偽善者と私」

2016/12/28

自分が変われば周りが変わるのでしょうか?ダメな自分からの脱却を目指すのは、なんで?新しいファイナルファンタジーに夢中になる旦那を横に、私はいつも月に照らされた砂漠を歩く旅人になる。どこに続いているか分からない人生という旅路、そっと優しく照らすまん丸なお月様はきっと旦那という大きな愛。

 新年の目標は果てしない

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スペインに砂漠なんかない!(多分)でもやっぱり出口が見えない海外生活は、時として乾ききった希望が見えない砂漠のように感じてしまうことがある。毎回、毎回ネガティブな私というパーソナリティーは、きっと変わらない。だけど少しだけ、少しだけ去年と違う私でいたい、新年を迎えるにあたり強くそう思う。

 

スペイン語を上級レベルに、まともな仕事につけるように、はたまた新しい言語習得にチャレンジする、そんな野望と共に思うことがある。もっと、もっと人に優しい愛を持った人間になること。いやはやそんな万人を愛するなんて、イエス様でない限りできないけれど、小さな器の自分に少しの優し・許容心というスパイスをふりかけてあげたいのだ。

 旦那と差別意識

discrimination

先日数日近場のベルギーはブリュッセルに旅行にいったのだが、やっぱりEUの首都だけあって色んな人種で街が溢れているわけ。まるでニューヨーク、トロントを思わせる薄暗い国際都市、そんな印象。勿論私達の住んでいるスペインの片田舎にも多くの移民で溢れているが、大概は中国そしてアフリカ大陸出身だ。私の旦那も家族も友人も、やっぱり移民にはいい顔をしないのは言うまでもない。時に日本人が朝鮮・中国大陸からの外国人に偏見を持ってしまうのと同じ感覚なのだろう。

 

昨今のEUはブリュッセル、パリ、ベルリンなどの大都市で移民によるテロが頻発しているのは皆さん承知のことだろう。私も勿論テロなぞ断固反対、しかしだ。私自身も移民が故、どうも海外移民=悪い奴ら!と一括りにされてしまうのは腑に落ちない。旦那は街でブルカを被った真っ黒クロスケな女子をみると、

 

「バクダン、アブナイ!」

 

とかとても差別的な用語を可愛らしい日本語でボソッとつぶやき、とても警戒する。その度私は

「日本もヤクザにマフィアが横行しているし、とっても危ないから今年は帰るのよそうか?」

と少しだけ抵抗してみせる。彼はいや、日本はスペインと違って安全だから大丈夫!と頑なに日本行きキャンセルを拒む。(その根拠なによ?)

 

彼の言いたいことは分かるし、常にテロに晒されている欧州各国の立場も分かるけど、やはりイスラム移民だけがそんな目で見られるのは納得いかない。個々人の価値観にも依存するけれど、私は絶対差別主義者にはなりたくないと、海外で孤高に生きる移民の1人として思うのだ。

 最低な偽善者……でも

anger

もっと寛容なココロを持って、人と接して人種に関係なく仲良くしたい!まあ簡単に言うとこんなとこ。こんな人として当たり前なことを、いちいち宣言するのもアホらしいのかもしれないがやっぱり意識しないと言動に現れてしまうからね……

 

そして先日、旦那の誕生日ケーキを近くのお菓子屋で買った帰り道。すれ違った親子連れの子どもが私の顔を凝視し、ボソッと「Chino(中国人)」と呟いたのだ。

 

(゚Д゚≡゚Д゚)?「もっかい言ってみろや、この野郎しばくぞ!」

 

と思った訳ですよ。その後もわざわざ親子揃って指差して、こちらを見てくる始末。流石にあからさまに指を刺されたり、凝視されたりするとイラっとくるもんで、私も「F○cking Bi○ch #.;pj@フジコフジコ!!!」とFワードを多様し怒り狂った訳でした。(ちっちゃいなあ)

 

人に優しく、そして寛容な心で出来た人間になる。

 

こんな目標を達成することは、自分自身を抑えて、そして差別に耐えることから始まるのでしょうか?それとも教育者になるのが早いのか?気が短い私にとって、この目標を遂行しそして実現するのは、スペインで上場企業に入ることより難しのかもしれません。

 まとめ

 

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私はこんな壮大な目標をいつか達成するが如く、またまた月の砂漠へと迷い込む。闇夜に浮かぶ旦那という月明かりは時に暖かいけれど、やっぱりアイツも差別するからなあ……私は愛する人間とそして人類共通の敵である、偏見と差別の間で悶えながら、今日もオアシスを目指しながら彷徨う。うぅ、疲れたよ。

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