30日間チャレンジで昨日よりちょっとベターな自分
2017/08/20
こんにちは!Cocoです!皆様は「自分の人生に加えたいといつも思ってはいるけど、出来ていない何か」ってありませんか?「スカイダイビングをしてみたい」「あの人と話してみたい」「野菜不足を解消したい」などなど。小さなことから大きなことまで、考えてみればたくさんあるもの。
今回はそんな「やってみたいこと」を試すが勝ちと言わんばかりにチャレンジしてみせた、アメリカのコンピューターサイエンティストのマット・カッツさんに学ぶ「30日間チャレンジ」のご紹介です。
新年の抱負に、このチャレンジを始めてみるのもいいかもしれません。
で、30日チャレンジって?
アカデミー賞にノミネートした「スーパー・サイズ・ミー」で有名なアメリカの思想化、モーガン・スパーロックさんのテレビシリーズ「30デイズ」をご存知でしょうか?
この「30デイズ」の内容は「やってみたいと思っているけどなかなか出来ていない何か」を30日の間でどんどんチャレンジしていくというもの。
これを観て触発されたマットさん。彼自身も30日間、毎日新しいことにチャレンジすると決心しました。
「このアイディアは至ってシンプルです」彼はそう言います。確かに1ヶ月間、自分のやってみたいことを始めてみるだけのこと。
↓↓マットさんのスピーチはなんと3分ちょっと!超短いので観やすい! ↓↓
マット・カッツの30日間チャレンジ | TED Talk | TED.com
しかし何かと忙しく生きる毎日。そのシンプルなことになかなか踏み込めないのが大半の人ではないでしょうか。私もそう思っていました。
しかし「至ってシンプル」その言葉通りに受け取ってやってみると、本当に思っていたよりもシンプルなことでした。考え方ひとつで、生き方って変わるのかもしれない。
もちろん普段通りに仕事をこなす中で、マットさんはたくさんのことにチャレンジし始めます。
そしてそれは「マンネリ」を感じていた彼の人生にスパイスを与えることになりました。
「30日間」で得れるたくさんのこと
マットさんはチャレンジの1つとして、必ず毎日1枚写真を撮ることに。そうすることで、その日どこにいて何をしていたのかをはっきりと覚えているようになったと言います。ただ当たり前に過ぎ去って行くだけだった毎日は、彼の頭の中にまるで写真日記のように刻まれていきます。
さらに毎日自転車で通勤するようにしたところ、体重も減って自分に自信がついたとも。
毎日一枚の写真で彼は「かけがえのない一日」の記憶を、自転車通勤で「自信」を得ることになったのです。
たったの30日、されど30日。ちょっと気になっていても、億劫でなかなか行動に移さないことってたくさんある。
このチャレンジで重い腰を少し上げてみたら、やってみなければ気づかなかった新しい発見から健康まで、昨日よりちょっと成長した自分を得れるかも。
Cocoもやってみた
私はかなりの怠け者です。そんな自分に焦りながらも、時間がないを理由にたくさんのできるはずのことを今まで逃して来ました。そんな時にマットさんのスピーチを観て「こりゃまずい」とこの30日間チャレンジをすることにしたのです。しかし先程も言ったように、私はとにかく怠け者。
大きなことをしてしまうとそれがかえって負担になり、すぐに諦めてしまうであろうことは目に見えていたので、ほんの些細なことからチャレンジすることにしました。
そんな私がチャレンジに選んだものは...
・英字新聞の、一コマを必ず読み切る。
・朝起きたらコップ1杯の白湯を飲む。
・コーヒーに砂糖を入れない。
・最低40分歩く。
と、こんなに簡単なこと。でもこれが最初はついつい忘れたりと難しいんですけどね...。
バンクーバーからフェリーでたった2時間の島に住んでいる友達にも、ずっと会いに行きたかったけどなかなか実行しませんでした。しかし「よし!チャレンジだ!」とこの機会にその友達にも会いに行くことに。
いざフェリーに乗って居眠りをしていたらすぐに到着。体感時間10分でした。笑 こんなに近いのに何で今まで行かなかったんだろうと思ったくらい。
さらに調子にのった私はアメリカのフロリダ州への旅行を計画。ろくに旅行に行ったことがなかったので「ちゃんと旅行ってもんがしたい!」という気持ちがずっとあったのです。どうせなら行き先は暖かい場所だ!とバンクーバーの寒い冬から逃げるようにフロリダ州で夏を満喫してきました。笑
このチャレンジにより、そんな風に「重い腰を上げるきっかけ」を作ってくれました。
小さなことだから身になる
新しいことにチャレンジと言えど「いきなり世界一周旅行に行く!」なんて大それたことをする必要はありません。普段いつもやってみたいと思っているほんの小さなことから始められます。
例えばずっと英語を習いたいと思ってはいるけどなかなか…という人は毎日ひとつだけ単語を覚える。いつもならお腹いっぱいに食べてしまう人なら腹八分目までにするなど。
なぜならそんな小さなチャレンジだからこそ、30日間を終えた後、わざわざ「チャレンジ」せずともそれはいつの間にか「習慣」へと変貌していくからです。最初は我慢をして絶っていた糖分の摂取にも、体が慣れてくると必要のない糖分を欲しがりません。
せっかくだから、持続可能なことをやってみるのがオススメです。
今では30日間でチャレンジした小さなことはすっかり習慣になり、生野菜は毎日摂取、お散歩がてら歩くこともあり以前よりも体が軽くなりました。
そんな小さなチャレンジから始めるのが続けるコツです。
チャレンジで、旅するような人生を
マットさんは「30日間チャレンジ」を試す以前は冒険するタイプではなかったと言っていますが、彼はアフリカの最高峰、キリマンジャロにまで登ったそうです。きっとこのチャレンジをしなかったら思いつきもしなかったことなのでしょう。
チャレンジすることで「きっかけ」を得て、行動する。そして知らなかった自分の一面、新しい物事の見方などに出会うことが出来たのです。
ただ過ぎていく毎日に流されるのではなく、普段から様々な物事に目を向け、どんなことでもいいので勇気を出しチャレンジしてみる。そうすればいつもよりちょっと視野が広がり、素晴らしい「人生の旅」が始まるかもしれません。
さあ、皆様は今日から何を始めますか?