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2018年2月25日完 パイオニアのご愛読ありがとうございました!

海外でのバレンタインデーとストレートCocoの恋愛観

2017/05/06

こんにちは!Cocoです!今回はバレンタインデーにちなんで私の恋愛観を語らせて頂こうと思います。ごく普通に生きているストレート女性の、あまり「普通」ではないかもしれない恋愛観。

バレンタインデー、まずは海外と日本の違いについて

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バレンタインデーは女の子が好きな男の子にチョコを渡して告白をする。

というのは日本ならではの習慣だってこと、知っていました?

もちろん他国でも「愛を伝える日」であることには変わりませんが、

「バレンタインデーにはチョコレート」「女性から男性に」「義理チョコ」

という日本でのバレンタインデーの話をすると、他国の人は驚きます。

海外といっても様々ですから、多少の違いはありますが、女性からなのか男性からなのかと特に決まっているわけではないですが、海外では「男性から女性に贈り物をする」のが一般的なようです

洋画を見ていても「え?今日バレンタインデー?!どうしよう何も用意していない!」とバレンタインデーなのを忘れていて焦っている男性キャラがよく登場します。笑

贈り物はチョコではなく、メインはメッセージカードを添えたバラの花でしょうか。ここカナダでもバレンタインデーには道行く男性が贈り物のバラの花を抱えているのを見かけます。

あとはアクセサリーなどをプレゼントして、好きな人やパートナーをいつもよりちょっとグレードアップしたレストランに連れていくなんてところでしょうか。

本命手作りチョコに加え義理チョコの確保とチョコレート屋さんの行列に並ぶ、女性が大忙しな日本とは反対に、地球のあらゆる場所ではあくせくと男性が走り回っているバレンタインの日なのです。

結婚!結婚!結婚?

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さて、私自身の恋愛観。私の考えは変わっているのかもしれません、特に「婚活」というワードがポピュラーな世間では。

アラサーな私ですが、結婚を考えなきゃ!と思うことがないです。(決して強がりではありませんから!笑)これって、同年代の女性と比べるとあまり普通ではないのかなあと感じます。

周りを見渡して見ても、すでに結婚、子どもも授かりという友達のほうが年々多くなりました。学生時代から仲の良い2人から「なんだかんだあんたが1番早く結婚するよ」などと言われていたのですが、そんな2人ももう結婚して家庭を持ち立派に母親。

いつの間にかおいてけぼりな私。それでも自分が結婚することなんて考えられない。

日本にいたりカナダにいたりとはたから見れば「ふらふらしている」私ですから、友人たちはどうも心配なようで「いい歳なんだから結婚も考えないと」というお言葉を頂くことも多々あります。

「今の彼氏が1年以内に結婚してくれなかったら、別れる!」なんてことを決心する友人も。

それだけ周りは「結婚」を自分の人生に迎え入れようと強く思っているのだ。

でも私といえば「みんな結婚結婚って、面倒くさいなあ」と思うだけ。

実際、日本から一緒にカナダに来たパートナーと一緒に暮らし、数年経つのですが「そろそろ結婚するの?」という質問には「しないよ」と答えています。

するとみんなの反応は「なんで?」「じゃあどうするの?」「付き合って長いんでしょ?」等。

そんな言葉に、焦っていない自分は普通じゃないのか?と感じます。

もちろん、結婚したくないと言えばウソになります。というよりも、一人っ子ということもあり「いつか子どもがほしいな」と昔から思ってはいます。

でも、結婚といえばもう大変。大きな責任、子どもができたら尚更です。そして同じパートナーと一生一緒に生きていくこと。そんなあれこれを考えると、どっちかと言えば恐怖。まだ自分自身がコドモなのに重すぎるのではないかと正直思ってしまうのです。その前にまだまだやりたいこともあるし、何てことも考えたりします。

よって、もしも今パートナーから結婚しようと言われても「はい」とはきっと言えない。


変わっていく恋愛観

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とは言え、そんな「結婚後回し」な考え方を変える出来事が。

ある日友人と、その母親と結婚の話に花を咲かせていました。

私はいつものように「結婚はいつかできたらいいな」スタイルでいました。すると友人の母親は言いました。「いつか子どもが欲しいなら、結婚を考えないといけないよ」ここまでは想定内の反応です。

しかしよくよく聞くと、彼女のその言葉にはたくさんの想いが詰まっていました。

彼女は40代の前半で医者からもう子どもは望めないということを知らされたとのことでした。その時彼女にはすでに子どもが3人いて、もう子どもを産む予定は特になかったとはいえ、すごくショックを受けたと言います。

「女だからって、いつまでも普通に子どもを授かると思ってはいけない」彼女が言ったその言葉を聞いて色々考えることになりました。

確かに、女性の体で生まれ、女性として育ってきた私はどこか結婚や子どもに対して余裕をぶっこきすぎていたのかもしれない。これからいつ自分の体に何が起こるかなんてわからない。

結婚前にまだまだやりたいことを全てやり終え、結婚して子どもが欲しいと思ったって、そうはいかないかもしれない。いつまでもパートナーが自分の横にいてくれるとは限らない。

そしてこのパイオニアでの執筆を始めてから、養子や代理出産のことも調べるようになり、自分が思っていたよりはるかに大きな壁があることにも気づきました。

「結婚なんて、別にしたい時にすればいい」

「時期が遅くても、子どもが欲しい時に産めばいい」

と漠然と思っていた自分がどれだけ無知だったかと恥ずかしくもなりました。

だからと言って急に結婚に向かう、なんて訳にはいかないですが、以前のように「結婚なんていつでもいい」とは言えなくなりました。

そしてまだまだ自分がコドモなのに、と思っていました。でも今そんな風に思ってるってことは、きっと10年後の私だってそう思っているはず。

「勝手に大人になる」のではなく、結婚など何かのきっかけで、自ら覚悟して大人にならないといつまで経ってもコドモのままなのかもしれない。

だから、何でも人の話をちゃんと聞くことって大事。今まで自分はこうだ!とどこかカッコつけていた固定概念は、決してカッコいいものではなかったりします。

今年のバレンタインデー、私にとってはそんなことを考える一日になりました。

そして愛が溢れる日に感謝して、こんな私に色々と助言してくれた人達にとハートがいっぱいのポストカードを送ったので今頃届いているといいな。バレンタインデーを過ぎて届いたらちょっとサムイくらいのラブリーなポストカードだからちょっと心配...。笑

愛の告白もいいけれど、常日頃、誰かから受けている愛情にありがとうの気持ちを伝えれる日でもあるバレンタインデー。それでは皆様、LOVEをシェアして素敵な一日を!

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