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2018年2月25日完 パイオニアのご愛読ありがとうございました!

【留学の闇】元留学カウンセラーが表ではフォーカスされない語学留学の実態について考える〜EFで語学留学をしようと思ったバカへ。を読んで〜

お久しぶりです!会社の使用期間3ヶ月が終わり、正式に社員として雇用契約を更新して頂いたHirotoです!どこの会社もそうですが、会社の気風には合う、合わない人がいます。まず、会社に合う人である事が条件、そして利益をもたらしてくれる人こそ会社が手放したくない存在。今日は、海外経験を活かし、手放したくない存在になるために、まずは留学の実態を元留学カウンセラーの経験から語ります。

フォーカスされない留学の闇〜EFで語学留学をしようと思ったバカへ。を読んで〜

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去年、留学業界で注目された1つの記事がありました。

EFで語学留学をしようと思ったバカへ。EF語学学校の評判なんか当てにするな。

以下、本文抜粋。

ホンマに悔しい。

アメリカに来て、3週間が経とうとしている今

僕の心は悔しさで溢れています。

 

大学1年生の頃、英語が喋れるようになりたくて

EFという語学学校に行くことを決めた、あの頃のバカな自分に言ってやりたい。

 

「語学学校なんてやめておけ。」

冒頭から引き込まれるその記事、当時、留学カウンセラーを退職した私は思わず感動を覚えました!個人名を出し、顔を出してここまで留学業界を切ってくれた人は初めてだ!と。

そして、彼ほど、きちんと留学という幻想の事実を物語っている人はいないと。

以下、本文を抜粋し要約させて頂きます。

EFという世界的にも有名な留学エージェンシーを通して語学学校に通っています。

2016年3月20日から7月9日までの3ヶ月半(16週間)通う予定でした。

やめた理由は、簡単に言うと、語学学校に月30万円ものお金を払う価値を感じれなかったからです。

それだけです。

アメリカに来て3週間、語学学校だけでなく、自分自身とも葛藤を繰り返す日々。 

ここに居続けて、何が学べるのか?

ここにこれだけのお金と時間を投資する価値はあるのか?

など、めちゃくちゃ考え、

時には、「自分が考え過ぎなだけなのかな」と思ったり、

置かれたところでどうやって工夫していくのかを試されてるんかな?とか思ったり、

このクラスにいるのは自分のテストの結果がそうだったから、それを受け入れてやらなしゃーない。って自分自身に言い聞かせて過ごした日もありました。

 でも、結局その日を振り返ってみると、学校で学べたことが少ないんです。

語学学校をやめて、自分で勉強します。

アメリカに来て英語以外でこれだけの労力と時間を使うなんて、想像もできませんでした。

この3週間、日本でもできるような、スピードが遅い授業、知っている文法を学び、簡単すぎるなんの面白みも工夫もない授業を受けただけでした。

このままこの学校にいたら、いるだけの時間とお金が無駄になるだけだと思ったので、EFの語学学校をやめることにしました。

もちろん、一時の感情で決めた決断ではありませんし、毎日毎日考えて、ようやく出した結論です。

自分を客観視するために、兄貴やおじいちゃん、もちろん親にも相談して意見をもらった上で、決めました。

途中で物事をやめたりするのが本当に嫌いな性格の僕ですが、このまま続ける価値が僕には見つけられなかった。

まじでこんな会社に一銭もお金払いたくないと思いましたし、周りの人にEFだけは使うなって言いたいくらい悔しいです。

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十人十色であり、人それぞれではありますが、私は、彼の言葉が留学の真実だと確信している。

何故なら、私が担当させて頂いた生徒さんの約50人中、50人が語学留学、語学学校で学んだ英語は実際に現場で使えないと、転職、就職した際に、自身の語学力の伸びを感じないと非常に悩んだからだ。

その1人に私自身がいた。

語学留学を予め4ヶ月申し込み渡航、3ヶ月目で辞めて、個人レッスンへ通う

はい、私です。当時、私は大学を休学し、バンクーバーカナダへ語学留学へ行きました。英語なんて大嫌い!一番英語の点数が低かった私が、まさか英語を学ぶ日が来るなんて。

何故、途中で学校に行かなくなったのか?個人レッスンへ行く事にしたのか?最適な留学の長さについては次回まとめるので、今回は割愛。

私は初めての語学留学を信頼出来る現地のエージェントを通して申し込みしました。

現地エージェントの強みは、人脈を広げられるところ!

現地エージェントの唯一のデメリットは、渡航までの不安が大きい点。目には見えないカウンセラー、世界、ここで不安を感じてしまうと、手っ取り早く、目の前の日本にいるカウンセラーに不安や気持ちを共有したくなりますが、共有したところで、そのカウンセラーさんは現地には一緒にいきません。

ずばり、現地の留学カウンセラーだったので、事実を申し上げると、生徒さんのエピソードなんて、年齢、職業、趣味、ホームスティするなら嫌いな食べ物、アレルギーとかしか、実際に現地へ情報は飛ばしません。

渡航までは、メールや電話のやりとりで、直接、顔をみてお会い出来ないため、詐欺かもしれないとか不安が過ぎりますが、渡航し、自分を支えて下さったカウンセラーと再開のハグをした瞬間に、疑いとか不安とか日本に置いておくべきだったと思いました。

特に、日本を拠点にする留学会社(日本支店が多い留学会社)は、本当の現地の情報、今何が流行っていて、どんなお店が人気でというホットな情報に疎いです。実際に、一旦、情報を聞き出す作業(社内メール)→文字として情報を発信という作業を介さなければ日本へ発信出来ないため、どうしても最新ニュースアップデートが現地のエージェントが直接、SNSを使って発信するより遅れてしまいます。

交通渋滞や、事故、知りたくありませんか?幾度なく、今、スカイトレイン遅れてます!と、いう情報に助けられたか。現地エージェントのお陰でバスを選択し、遅れずに仕事や会社へ行けるわけです。日本のエージェントを通している留学生も結局、現地エージェントの情報頼りです。

そして、一番は、現地の人脈を得られること。現地のエージェントで働いている方は既に自分の海外生活の先輩です。その方とお近づきになる事で、現地ならではの出会いが生まれます!あの人とあの人を引き合わせてくれた!自分のあいたかった人、知りたかった世界と出会える事が出来た。

海外に長く住めばすむ程、大切なのは情報という事が分かります。そして、その情報を得させて頂けるのはコミュニティになるわけです。

語学留学では英語はのびない。では何が伸びるのか?

英語力ではないのだ。語学学校で身につくのは。

英語を話そうとする勇気と、自分は出来るという自信なのだ。

特に、この自信がやっかいである。

ツイッターにも呟きましたが、留学をした人は気持ちが大きくなっている事が多いです。帰国して実際に無職の現実を受け入れられなかったりするのは、留学中、自分には学生という身分があったから。実際は、何も身分なんてないのです!

私も再就職には本当に苦労しました。実は、カナダ勤務後、ビザの関係で、日本に戻ってきたのです。その時に、痛感した事実。

高校が有名な進学高だったので、名の通る地元で就活を試みてみたのですが、新卒という道を外れてしまった私は中途採用。中途としては留学の経験だけでは通用しません。カナダの海外勤務でさえ、グローバル企業に興味を抱いて頂けなかった。

理由は1つ。変なプライドや、意地があり、扱いづらいからです。

まとめ

留学は尊いものや、キャリアアップや転職のステップとして美化されがちです。本当に英語力を伸ばしたければ私は、語学留学で語学学校に通学する事は絶対にオススメしません。てか、オススメ出来ません。とりあえずお金払って、申し込んだだけでは絶対に英語は伸びません。

留学には勇気と覚悟が必要です。

覚悟とは、自分のした事が全て自分にストレートに帰ってくる覚悟。

あんなにお金払ったのに!せっかく留学いったのに!

まったく英語力が伸びず、転職も成功せず、「なんで留学したの?」と自問自答する人が多くいます。

こんなはずじゃなかった。

そういう言葉がもれてしまう事が多いと思います。

今日、私がお伝えした語学留学、ぜひ語学学校へ通学1週間でも良いから、大学生のうちに経験してほしい。

大学生に関しては非常に寛容な国です、日本は。新卒カードを所持している、そして、社会人になるまではどれだけ失敗してもやり直しが利くからです。

学生と社会人の一番の違いは、コミュニティを選ぶ事が出来ない事だと私は考えます。学生の時は、嫌な友達、合わない人がいたら自分で距離を置く事が出来ます。楽して避ける事が出来ます。でも、社会人になったら違います。配属先の上司、同期、選ぶ事は出来ません。

ずっと変わらないコミュニティで生きていかなければいけません。

それが死ぬほど、嫌いな人でも、自分に合わない人でも。

もし、社会人で海外へ行くなら、手に職(看護師、美容師、エンジニア)と行った、常に雇用を求められ再就職にレールがある職業以外の人は、海外生活の厳しさ、帰国後の洗礼を覚悟した上で、語学留学ではなく、キャリアアップの1ランク上の留学に挑戦してほしいと思います。

私が考える1ランク上の留学とは、ただ英語を学ぶだけに学校に通う語学留学ではなく、お金を稼いで生きて行く、ワーキングホリデー。

転職で学歴に書ける強みとして大学院、カレッジ(専門学校)進学。

次回は、元留学カウンセラーが考える最適な留学期間についてです!

あくまでも私のみてきた世界、経験してきたものに基づく見解なので、情報として至らぬ部分もあるかとおもいますがご了承下さいませ。

またあおいしましょう!

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