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2018年2月25日完 パイオニアのご愛読ありがとうございました!

TOEICのスコアと英語力が関係ないならハイスコアを持っていたって意味ないんじゃないの?と思っているあなたへ

2017/04/08

こんにちは、ジャンです。TOEICでいいスコア取れたって英語話せない人は山ほどいる、なんて話は皆さんもよく耳にするのではないでしょうか?じゃあTOEICできても結局意味ないの?今日は語学が苦手な僕が語学の話をしようと思います。

非英語圏生活と語学

僕のタイ生活も2か月以上が過ぎました。初めの1ヶ月はバンコクで語学などの研修、
任地に赴任して1月目はひたすら結核や配属先財団のことについてほとんど自習のような状態でした。2か月が過ぎたあたりからようやく仕事らしい仕事になってきたような状態です。生活にもすっかり慣れてきました。

初めの1月はとにかく結核の知識を英語で身につけるためにWHOの資料や論文要約を英語で読まなければなりませんでした。タイの青年海外協力隊の中では珍しく職場での言語が英語推奨なのです(シニアボランティアは英語も多い。青年の方はほぼタイ語)。そのためタイ語は昼休みのお喋りや近所のおばあちゃんと話す程度でしか使いませんでした。逆に言えば仕事以外の生活で英語はほぼ使いません。
上司から出される結核のテストも無事終わり、タイ語の勉強にも再度力を入れ始めているところです。

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語学への苦手意識

パイオニアのメンバーとしてこんなこと言うのもアレですが、正直僕は周りと比べて英語があまり得意ではありません。

英検は高校生の2級が最後、TOEICも最後に受けた2年前の成績で800程度です
(僕の周りには学部時代から900点越えが当たり前のようにゴロゴロいます)。留学経験もないに等しいです。フィリピンの語学学校に1ヶ月ほどいましたが、バックパッカー前に「一年休学して一切お勉強はしないの?」と親に言われたため、後から文句を言われないように形だけ「留学」したようななんちゃってのものです。
リスニングは得意ですが、文法はぐちゃぐちゃだし、発音もたぶん宜しくないでしょう。

IMGP2549基本的に猫と遊んでたんですけどね。

恐らく変な冗談を言ってふざけあうのなら学習を初めて1年も経っていないタイ語の方ができます(2か月間で、青年海外協力隊の訓練所が『世界最強の語学学校』と呼ばれる理由がよくわかりました。笑)。そんな自分の現状が分かっているからこそ、この二年間でタイ語だけでなく英語もしっかり鍛えて帰ろうと思っています。
僕はキャリアプランの一つとしてこの青年海外協力隊を選びました。しかし世間で批判されるように、青年海外協力隊には特にノルマはありません。しなければならないことといえば、数回の報告書の提出くらいです。そうなるとこの2年間をいかに有意義に使うか、2年後のキャリアに繋げるかというのは本当に本人次第ということになります。

風のように消えない「石」を集める

目に見える何かを持っていることはやっぱり強いのです。

例えば、僕は心理学や脳科学が好きです。しかし学部で学んだわけではありません。大量の本を読んで知識を身につけただけなのです。それでも大学で専攻していた国際関係論よりは詳しい自信があります。

しかしそれでは誰も僕が心理学の知識があると認めてくれません。

英語にしても同じです。TOEICでいくら点数が取れてもその人が本当に英語が話せるのかは分かりません。しかし、少なくとも高いスコアを持っていれば「英語が得意です」に箔が付きます

漫画、ちはやふるにこんな名言が出てきます。

世の中には結果より努力が大事って考え方もあるが指導者にも生徒にもそれは本当は苦しいんだ
「がんばった」も「きつかった」も風のように流れていってしまう
「結果」は石なんだ 「がんばった」を留めておいてくれる石

そうなんです。留学に行きました、協力隊に行きました、それはただの過程なのです。
協力隊に合格する力や留学する力が最低限ある、という証明にはなりますが、「だから何ができるの?」なんです。協力隊に行ってそこでどんな活動をしてそこから何を学んだのか?一つの物事を抽象化して相手のニーズに合わせる、というのは一つの必要なスキルであると思います。

参考記事→「勉強を頑張った」で就活がうまくいかないのは貴方が抽象化と転化の能力に欠けるからです
それでもやはり、まだまだ提示できる「石」があったほうがやっぱり評価はされやすい。ちなみに心理学なら、学部レベルの知識の証明になる心理学検定というものがあります。

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僕もゆくゆくは大学院留学をしたいと思っています。候補の国はいくつかありますが、生活言語はそれぞれの現地語になるにしても大学院で使う言語は英語です。そこで、帰国までにTOEICのみではなくIELTSも受験しておこうと考えて英語の勉強もしています。

小さな石を集めて、だんだんと大きな石にして、それらの「石」をいかに自分の言葉にできるのか?に次の進路選択のカギがあると思っています。活動も、将来のための備えも、できることからしておきたいですね。

 

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