FTMはコンプレックスの塊?FTMの大御所(推定50歳)がホルモン注射をする元女性の共通点について語ってくれた

最近、LGBT関係なしにメンバーが全員海外在住という事で、英語や留学記事が多かったパイオニア。本当は自分の単身赴任を基に海外勤務について待遇や暮らしについて書こうと思いましたが、FTM大御所(推定50歳)の方とスカイプをした時に面白い話題が出てきたので、FTMについて書き記します。

そもそもホルモン注射が何故必要なのか?FTMとしてホルモン注射をしている人に共通点があるて本当?

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事の発端は、「Hirotoてホルモン注射する必要がないよね。」と、いうFTM大御所の一言でした。

まず、FTM大御所とは?

私が昔、中学1年の時に、所属したクラブチームで既に30歳は越えてプレーをしていた元女性の先輩です。今は完全男として社会で働いています。そして、当時、サッカーをしていたメンバーしか、彼が元女性という事は知りません。完全埋没のFTM大御所。

前に一緒にLGBTのイベントしませんか?とお誘いをさせて頂いた際、「いや、俺、LGBT違うから。自分は男やから。」と、完璧な男としてのプロ意識が高く、驚かされました。

前も言いましたが、LGBTの友達が私はいません。そもそも私も男として会社で勤務している以上、出会う事もありませんし、求めようとした事もありません。唯一、LGBTの接点は、このパイオニアHirotoとして繋がるメンバーのみ。

LGBTの知人と呼べる人は幾らかいますが、ただそれは友達とは違います。

知人の中に、FTMの元女性の先輩(元チームメイト)がいっぱいいます。

その中でも一番始めにホルモン治療を始めた大御所。

私は、自分が今いる場所に凝り固まらないよう、出来る限りスカイプで知人と定期的に近況報告をし合っています。元々、すごく筆無精なのですが、海外出始めの時に、「あんたはマメに周りと連絡をとったらどんどん成功するから、疎遠にしない事!」と占い師に言われた言葉を鵜呑みにしたのでしょう笑

FTM大御所とのスカイプは、あいつがいよいよ男になっただの、治療を始めただの、FTM事情をご教示頂き、私自身はホルモン注射も、手術もしていない身なので、いつもへーと聞いていました。

そんな中での大御所の一言、「Hirotoはいいよな。お前、ホルモン注射しないでも男やもんな。」

???

大御所はこう言います。

自分を含むFTMは劣等感とコンプレックスの塊だと。

大御所はホルモン注射をし始めて20年以上経ちますので、最近、なんでホルモン注射を始めたのか真剣に過去の自分と向き合う事にしたようです。

俺がホルモン注射をした理由①声が高かった

まず、最大の大御所のコンプレックスが声!でした。とにかく声が高かった。今でも覚えています、あの美声。せっかく男ぽい格好をしても話すと「え?」と周りが振り向く感じ。あの視線に大御所は耐えられなかったようです。確かに、周りでホルモン注射をする人の大概の共通点が声が高い!皆さん、自分の変化過程を動画で残していますが、一番の変化は声ではないでしょうか?

大御所は言います、でも、結局ホルモン注射している人の声てみんな似てきて、個性がないと。実際に、声が低くなって嬉しかったのは最初だけど、20年経つと、逆に声がヘリウムガス吸ったみたいな声の気がして嫌になると。話を聞いてて、苦労はつきないと思いました。

俺がホルモン注射をした理由②身長が低かった

次に、身長。やはり男として160センチないとダメだ。そう大御所は会う度に私に言ってました。とにかく、ギリギリ160あるかないかの自分の身長がコンプレックスだったようです。見た目が全てではないと思うのですが、どうも自分のコンプレックスて常に気にしてしまうものですね。私が、いや身長関係ないですよ!と、言っても、いっつも気にしてシークレットブーツを履いていました。

私が167.8センチあるので、横並びがとにかく嫌だったようで、大御所との2ショット並んでの写真がありません、、、

俺がホルモン注射をした理由③もてなかった

大御所が自分に自信がもてない一番の理由!彼女がいなかった事。きっと、誰かにありのままの自分を愛されていたら、声が高くても、身長が低くても、そんなあなたが好き!て言われてたら自分は違ったのだろう、そう大御所は言います。もてない→彼女がいない→身長低い→声高い→もてないの悪循環にずっと若い時は陥っていたようです。男にならないともてない!自分が人生を謳歌するにはホルモン注射しかない!そう思ってしまったようです。確かに、20年前はまだホルモン注射が世に出回る前。どこぞの闇医者か?と思うような人からホルモン注射を受けていたり、大御所の頭はまず男になる事しかなかったようです。

ただ!残念な事に、男になったからと言って、モテはしなかったようです。せっかく付き合っても、子供をつくれないと分かると破局。結局、昔ながらの自分の事を知っている同級生としか恋愛へ発展はしませんでした。

ただ、その同級生とも定職につかず、生活が安定しない事で5年も付き合った上で、破局、、、

そこからは独り身を謳歌している大御所。

色んな人生がある。たまたま、運命の人が日本に、その場所にいなかっただけで、私みたいにカナダで運命の人と出会って恋に落ちるという選択肢もきっとあったでしょう。いや、今ならある。

大御所、海外ですよ。

俺がホルモン注射をした理由④女性にしか見た目がみえなかった(胸が大きい、骨盤が広い、体毛が薄い、名前が女性名)

大御所が今でもゲラゲラ笑ってくれる私のエピソード、同僚をずっと男だと思わせていたエピソードがあります。カナダ現地企業で働いていた時、28歳の男の人が入社し、割と同じ部署に配属されました。彼に初日、「男同士、仲良くしましょうね!」と、声をかけられ、二人で飲みにいったり、恋話。そして辞める時に、「まさか女の人だったなんて。」と、言われた事が私あるのです笑

しかも女とばれたきっかけが「Ms.」総称名をみられて笑 海外だと通称名でしか呼び合わないですし、本名が女性名でもまったく心配ありません。

大御所はこのエピソードが大好きです。自分は見た目ですぐに女の人と分かるのに、お前はすごいなと言ってくれるのですが、私は私で、昔から一人だけソプラノが出なくて、小学校1年生の時に担任の先生から「声は個性。」とみんなに話をされた事から、非常に声にコンプレックスがありました。

大御所がお前、声カッコ良いよな!そう言ってくれた時に、私は自分が声が低くて悩んだ日がちっぽけに感じられました。ありのままを愛する事が出来るのはきっと、ありのままを愛してくれる人がいるから。そう思うと、自分を愛する事て、難しい事ではなく、簡単な事なのかもしれない。

まとめ

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俺がホルモン注射をした最大の理由⑤セックスがしたかった

大御所はホルモン注射をしたら、セックスが出来るようになると思っていたそうです。そして、子供をつくる事が出来ると。身長も伸びると思っていました。でも、20年ホルモン注射をした人が全て証言してくれるのは、ホルモン注射をするとハゲになる!と、いう事だけです。残念ながら、精子もつくれませんし、身長も伸びません。身体は確かに筋肉質になり、声も低くなりますが、ニキビで悩まされ、今でも顔や背中にニキビ跡があります。そして、男になったからといってモテません。

人それぞれです。でも、今は治療も道も選ぶ事が出来る時代です。選択肢は自分の思った以上に多いのです。

乳腺摘出手術や改名で満足出来る人もいる。私みたいに、小学校1年生の時から彼女がいて、付き合う人、付き合う人、昔男と付き合っていた完全ストレートな人ばかり。もちろん性別が理由で別れた事、彼女の親に「気持ち悪い!」と別れさせられた事だってあります。

それはそれは全世界、自分という存在を憎みます。もう男になって見返してやる!そう思って、ホルモン注射をする事だって出来たでしょう。それでも、今、私はホルモン注射をせずに海外という選択肢を選び、個性を認めてくれる会社環境で男として勤務しています。それが今の私の幸せそのものです。

あの時、手術をしていたら、ホルモン注射をしていたら、弱い自分は人物力を磨かずに常に外見ばかり、日本で男として就職し、筋トレ三昧の日々を送っていた事でしょう。

私は今の環境に居続けたいから、努力をします。英語、仕事ももっと良い待遇があれば転職しますし、常に海外で生きていくのではなく、海外で活きていくには自己研磨が必要です。

ありのままを愛する事、コンプレックスを受け入れる事、もっと努力が出来るかもしれない。ホルモン注射だけで本当に幸せになれるのか?それが自分の幸せなのか?弱い自分を隠しているだけではないか?

最後に

大御所は最後に、こう言っていました。

俺は、自分に自信が持てなかった。コンプレックスの塊だった。だから、治療を始めた時は、自分をみてほしい!こんなに変化した!と、自己顕示欲が強く、ブログも書いていた(現在、閉鎖中)。

FTMは承認欲が強い。誰かに認められない。誰かに認めてほしい。それは今まで誰にも認められなかった反動だと思う。

だから、可哀想だなて俺は思うよ。今の若い子みていると、ツイッターやインスタで自分の名前で写真載せたり、いいね!の数とか、ほらまた周りの目気にしてるじゃん。

俺はやっぱ禿げている自分を認めてあげられるのは自分だけだと思う。

自分でいいね!してあげれば良いよ。そして、いいね!してくれる人が1人でもいたらそれだけでいいね!じゃん。

足を知る。

認めてほしい中、そっとしてほしい人もいる。俺なんか余生を自分の好きなように生きたい。ホルモン注射をすると年金でホルモンを打つお金も消えていくし、生活が厳しくなる。治療を始めた時は治療て最高!て、思ってたけど、20年経つと、現実的になってお金や禿げのコンプレックスで悩みはつきず、本当にこれで良かったのか?と、思う時もある。

だから、どんな時でも、誰に何と言われようが、見た目や外見でなく、自分という人物力を磨き、自信をつけていく事が本当のありのままの自分を愛せる秘訣だ。

外見、見た目ではなく人物力に注力の本組織パイオニア。

いよいよ、結成し1年が経つ。メンバー一同、仕事を通して社会貢献し、品性を高めていく。

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