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2018年2月25日完 パイオニアのご愛読ありがとうございました!

新メンバーMitchanのキーワード③「女子大生」~理系出身で心理学とLGBTを学ぶ~

こんにちは!新メンバー女子大生のMitchanです。現在大学4年生で、就職活動真っ最中なのですが、第一志望群の面接が先日行われ、上手く伝えきれず、会場出た後ワンワン泣きながら帰りました。悔しいですね。次に活かすしか仕方がないので、反省と振り返りを徹底的に行います。そんな日々を送るMitchanのキーワード、本日は「女子大生」についてお話します。

女子大生ブランドもあと残りわずか

pexels-photo-337196Mitchanは女子大生4年目です。現在、卒業論文提出以外の単位取得は終わっており、来年3月にはほぼ絶対卒業出来ます。嬉しい反面、女子大生ブランドが終わりを告げようとしていることを、少し寂しく思ったりもします。4年間を通し、臨床心理学を学び、現在は卒業論文に取り掛かっているところです。「卒業論文提出のための調査」これが楽しい、楽しい。愉快な仲間や優秀な教授とともに心理に関する調査が出来ていることが非常に嬉しいです。過去の先輩でLGBTに関する意識調査を卒論テーマにしている人もおり、読んでいてワクワクしました。

私の夢は臨床心理士になって、人の心を楽にするプロになることでした。

heart-love-romance-valentine私の中学生の頃の夢は、臨床心理士になることでした。

臨床心理士とは、こころの問題や悩みを解決するために、臨床的な心理学の技法を用いる専門家のこと。カウンセリングや諸種の心理療法などを担当する専門職。

と言われています。私が臨床心理士を目指していた理由、それは小学5年生の頃、女子特有のいじめに関わった経験が大きく影響しています。

両方を経験して

ここで嘘をついても仕方がないので正直に言うと、私はクラスの仲がいい女友達と一緒にある特定の子を"少し嫌なところがある"という理由で無視した経験があります。そして、逆にクラスの仲がいい女友達全員から1ヶ月間、無視をされた経験もあります。自分が無視をされて初めて、同じ教室にいるのに、存在がないように扱われる辛さを味わいました。痛みを感じました。

親に心配はかけたくないと思っていたため無視されていることは相談できず、学校には「行く」という選択肢しかありませんでした。平気な顔して家を出て、学校では苦しさに耐える日々。1ヶ月間、授業間の休憩時間、10分間、校庭に遊びにもいける休み時間20分間×2が、寂しく、みじめで、とてつもなく長く感じました。休み時間に教室一人で本を読む、といった「the 1人ですよ。」という行動は当時の私には出来ず、校舎裏の誰も来ない物陰で時間を潰していました。暗黒の時代です。

結局、1ヶ月経ったあとに長期休みが始まり、新学期からは別のグループに入れてもらえたので暗黒の時代は終わりました。

私はこの経験から、「一生、人の悪口は言わない。汚い言葉は使わない。自分がやられて嫌なことは絶対にしない。」と心に誓いました。

人との関わり方に悩んだから心理学を知った

「人とどうしたら上手く関われるのか、仲良く出来るのか」

学校や自宅で1人でいる間、ずっとそればかり考えていました。いじめを通して人との関わり方が分からなくなってしまったのです。そんな時、自宅の本棚にあった人との付き合い方に関する本や自己啓発本を読みあさりました。

そういう関連の本を読む中で、心理学という学問を知りました。そして、心理学には実生活に活かせる知識が多いことを知りました。本を読み、書いてあることを実践してみたところ、状況が良い方向に変わり、生きるのが少し楽になりました。この経験から、心理学は人を楽にさせる力があると気がつき感銘を受けました。

また悩んだ分、人の痛みに寄り添えるはずだ。だから次は辛いと思っている人に心理学を通して、手を差し伸べられる存在になりたい。そう思うようになったのです。

あれ?おかしいな?心理といえば文系。なのに私は理系に。

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地元の進学校に通うことになった私は、高校1年生の秋に文理選択をすることになります。心理学を学ぶ大学を受験するなら、絶対に文系です。心理学を開講している多くの学部は教育学部や文学部、人間科学部であり、私が受験した4年前は、国立大学であればセンター試験で社会2科目、2次試験で国語や英語、社会科目が必須というケースが多かったのです。私立大学でも同様。文転も可能ですが、リスキーですし、わざわざ遠回りする必要はありません。そしてなにより、理系からいける心理学を学べる国公立は皆無でした。

なのに…!

心理学が一番やりたいことなのに、私は文理選択では理系を選びました(笑)

数学ⅢC、生物Ⅱ、化学Ⅱ、きちんと高校3年生夏まで学習しました。

馬鹿だなーと今なら思います。しかし、文理選択をした当時の私にとっては心理学を学べる選択肢を狭める以上に大切にしたかったもの、守りたかったものがあります。それは友人でした。いじめを経験して臆病になっていた私と仲良くしてくれていたキラキラ・イケイケ系の友人達とクラスが別れたくない!そうしたら自分の残りの高校生活はどう生きればいいんだ!必死に自分の高校生活を守るために理系を選択しました。今はセンター試験の形式が変わりましたが、どうなんでしょう…?

結局、理系のまま大学受験して心理学を学べることなりました。

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高校2年生になり、自分の進路を考えるようになったタイミングで両親の紹介で知ったのが今の大学です。私が受験・入学するタイミングで理系科目から受験できてかつ、臨床心理士を目指せるように学部編成される大学でした。ラッキーです。ツイてます。大学の雰囲気もオープンキャンパスで大好きになったため目指し、合格しました。理系だから出来た選択肢。今思えば間違いだと思っていたものも、私にとっては大正解だったのです。

まあ、心理学は統計などで数学を使うことが多いため、大学に入ってしまえば有利な部分は多くありますが、臨床心理士を目指すと高校1年生時点で決めきってるのであれば、選択肢を狭めないためにも文系を心からお勧めします。

まとめ

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私はこのまま大学院に進学し、LGBTに関わる臨床心理士になろうとも思いました。しかしまずは一旦社会人になり、視野を広げた上で、決断することにしました。今回は女子大生になるまでの過程のお話になってしまいました。女子大生になってからの活動について書けなかったので、それは次回に続きます。

 

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