新メンバーMitchanのキーワード⑤「読書」~なぜ同性愛を描く本は性描写が多いのか~

こんばんは。新メンバー女子大生のMitchanです。本日はMitchanのキーワード紹介の最終回、「読書」をお届けします。キーワード紹介を全5回に渡りきちんとやる感じ、『一回やると決めたらやり切らないと気が済まない性格』ということを記事を書き始めて再認識しました。変なところできっちりしているんです(笑)

絵本→小説→自己啓発本→ビジネス書。年代によって興味がある本が変わりました。

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私は読書が好きです。

小学校低学年のころは、「ダレンシャン」、「ひみつシリーズ」「かいけつゾロリ」といった、ファンタジー小説、児童書中心に読んでいました。このころの年間の読書冊数200冊以上。

小学校高学年のころは、キーワード③で書きましたが、いじめに関わったことがきっかけで、人と上手く関わりたい一心で、家にある自己啓発本を読みあさるようになりました。

中学生のころは、小学生の延長線上で人間関係が上手くいく方法論が書いてある自己啓発本や長編小説・ケータイ小説、漫画を読んでいました。

高校生のころは、占いで「君は将来経営者になる!」と言われたのがきっかけでビジネス書を少しかじっていました。

大学生になり、ビジネス書や生き方・働き方について述べてある本を読むようになりました。

『知らないこと・知らない世界を体験できる』

私の読書の面白さの原点はここです。''自分の部屋や学校という閉鎖的空間に居ながら、いろんな世界に連れていってくれる''そんな本たちが大好きでした。Mitchan、これだけ読書好きだと休み時間も机に張り付いて本を読んでいたのでしょう…と思う方もいるかもしれません。しかし休み時間は誰よりも真っ先にグラウンドに走って行って一輪車や竹馬、ブランコの陣地取りをしていました(笑) 時間の使い方が上手かったのだろうなと思います。あのころを見習いたいばかりです。

はじめて出会う単語の連続。「BL漫画を貸してもらう」事件

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私は中学1年生の時、BL漫画と出会います。

きっかけは友人に「腐女子」「BL」という言葉を教えてもらい、よく分からないままBL漫画を借りたことでした。私が中学生のころ、涼宮ハルヒらき☆すたが全盛期のころでした。中学1年生のとき、同じクラスで仲良くしてくれていた友人Aちゃんがアニメ好きなのも影響し、私もアニメやボカロにハマっていきました。そのアニメ大好き友人Aちゃんに、たまたま他のクラスのアニメ好きの子Bちゃんを紹介してもらったのです。Bちゃんのアニメ愛は強く、アニメや漫画について語り合い、アニメの奥深い世界をたくさん教えてもらいました。恋愛を中心とするいろんなジャンルの漫画を借りるようになって2ヵ月ほど経ったある日、Bちゃんは私にこう言いました。

「私、腐女子なんだ。Mitchan、BL漫画興味ある?貸すよ?」

「ふじょし…?」「ビーエル?」知らない単語が言われ、頭の中は「???」となりました。当時の私は見栄っ張りのプライド高い人間だったので、知ったかぶりをして、「うん。貸して。」と答えました。手渡された漫画を家で見てびっくり!男性同士じゃん!と本当に驚きました。すぐにインターネットで検索して、「BL=ボーイズラブ」「腐女子=男性同士の恋愛を扱ったBLを好み、それらを妄想できる女性」と知りました。同性同士の恋愛を扱う本に出会ったのはこれが初めてでした。本当に驚いたのと同時に「描写めっちゃ綺麗。」「こういう恋愛の在り方もアリなんだ。」と少し感動したのも覚えています。

このころから、「私は女性も好きになるのかも…?」とぼんやり思うようになっていたため、このBL漫画を貸してもらう事件は、私にとって同性愛について調べるきっかけになったのは間違いありません。やはり、知っている単語が増えると検索できることが増えることが強いです。

ちなみにBL漫画はその後Bちゃんに3冊ほど借りて読みましたが、どうも自分の趣味趣向とは合わず、借りるのをやめました。妙に他人ごとに思えない漫画に思えたからなのかも知れません。

女性同士の恋愛を描く小説「感情教育」描写は性中心ではなく、あくまで純粋な恋愛。

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同性愛を描く小説って、異性愛と比べると圧倒的に少ないんですよね。それでかつ、同性愛を描いた小説であっても、恋愛や生き方というより「性」描写が中心になってしまうものが本当に多い。それがなんだか気に食わなくて、私はあまり好んで読んでいませんでした。

そんな私が、かなり衝撃を受けた作品が中山可穂さんの「感情教育」

ふたりの人間が出会い、親密になり恋愛に発展しました。それが互いに似ているところが多い、女性同士だった、たまたま、同性同士だったという恋愛小説です。異性愛と変わらない恋愛、しかし同性愛ならではの喜び・楽しさ・苦しさ・辛さを丁寧に描いています。

私が印象に残っている部分を引用させていただきます。

別々の境遇で生きてきたふたりの人間が出会う。そして互いが相手を絶対的に必要とし、それからの生活において離れて生きることができないと感じる。これが「百パーセントの恋愛」でなければ何だろうか。(359p/講談社文庫 感情教育)

現実のレズビアン恋愛の辛さや苦しさを癒すひとすじの光を描いていると感じられるものであり、「普通って何?愛って何?」と改めて問いただされる作品だと私は思います。

そしてこの作品、ひとりは既婚者、もう一人は独り身を貫く女性から物語が成り立っています。読む人によっては、相反する状況を持つ二人のどちらかに自分を投影してしまうと思います。読むのが苦しい、しかし、細かい描写から想像される世界観を一度知ると、読まずにはいられません。

私の想い

私は、この「感情教育」3回以上読み返しました。高校時代は、電車の中や家で暇さえあれば「先生×生徒」「先輩×女子高生」「上司×新入社員」「俺様系」等々、様々なジャンルの恋愛小説を読んで楽しんでいました。大抵1回読めば、満足することが多いのですが、「感情教育」は同じ恋愛小説でも全然深みが違うと感じます。きっと、男性と結婚したあとに「運命」としか言いようがない女性と出会ったら自分はどうするのか…!?そんな視点で読んでしまうからなのだと思います。日々、知識・経験が積み重なっていくことで、自分の恋愛観・結婚観は少しずつ変化しています。そのため、前回読んだときとは違う感情や想いを抱き、学ぶのです。

‘’絶対に結婚する!‘’と思っていた大学入学時の気持ちはどこへ行ったのやら。1年後、10年後はどんな想いでいるのだろう。どうなっているか、全然検討がつきません。しかし、過去にとらわれず、その時の自分の気持ちをきちんと受け入れ、まず自分が自分の一番の味方でいれるようにします。もちろん、浮気・不倫はどんな理由があろうとも反対です!

まとめ

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本を読む人にも読まない人にもそれぞれ理由があります。本を読む人には、私のように知らないこと・知らない世界を体験できることに面白いと感じ読む人、知識やノウハウを知って実生活に活かしたいと思う人など様々な理由があると思います。逆に読まない人もその人なりの理由があるはずです。

個人的意見としては、本を読むことで様々な人の生き様を、感じ、知ることが出来るように思います。「こんな生き方もありなんだな♪」と思える瞬間が増え、自分の人生の選択肢が増えるかも知れません。さあさあ、今日はどんな本を読もうかな♪

 

 

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