小さくて大きな一歩~全力で女の子に片想いしていた当時のTwitterのツイートを読み解く~
こんにちは。Mitchanです!今回は私が自分の気持ちに責任を持ち、片想いしていた女の子と向き合ったことで変わった点をお話します。
最初に以下3つの文言を読んでみてください。
これは私が、2016年1月に自分のTwitter LGBT専用アカウントでツイートしたものです。本日はPick Upしたツイートから当時の私の気持ちと考えを読み解いていきたいと思います。
とりあえず、Twitterやるようになった経緯をさらっと言います。
みなさん、「トランジットガールズ」というドラマをご存知ですか?2016年の11月から全8回に渡り放送された、連続ドラマ史上初めて’’ガールズラブ’’をテーマとして放映された作品です。たまたま家でテレビを見ていたときに「禁断・女の子同士・姉妹」がキーワードのドラマが始まるという予告が流れ、気になったため見ることにしました。最初は興味本位で見始めましたが、見ようとしていなかった想いに気づかされるドラマとなってしまったのです。
思い立ったらすぐ行動
私はトランジットガールズを見て感化され、今まで気づかないフリをしていたサークルが一緒で行動を伴うことが多かった女の子への『好き』という気持ちを再確認せざるを得ない状況になりました。「世間体とか考え始めたら、決していいことばかりではないけど自分の気持ちに嘘つきたくない!!」と思うようになりました。
しかし、「大学の友人に相談する?いや無理無理、彼氏いるのにもう意味わかんないってなる…どうしよう…。」そんな時にTwitterを開いて「トランジットガールズ 共感」と検索してみました。するとわんさか、私と同じようにドラマを見て同性の好きな子への想いが爆発しているツイート、女の子同士の繊細な恋愛に毎回盛り上がっているツイートをたくさん見つけました。簡単に自分の考えと似ている人とSNSを通して繋がれました。非常に嬉しかったです。
元カレと別れて、Twitterを始めました。
トランジットガールズを見て、自分の中で「今まで怖くて避けてきたけど、本当に大好きな人に向き合いたい。」「一生に一度くらい、自分の気持ちにすべて素直になれる恋愛をしてみたい。」と思うようになりました。「自分の気持ちに責任を持つ」と考えが固まった瞬間、自然と4年間付き合っていた元カレと別れようという決断に至りました。
絶対に「誰かと付き合っている期間」と「自分の好きに本気で向き合う期間」をだぶらせたくはありませんでした。これだけは譲れませんでした。別れを切り出すことで、私のことを常に最優先にしてくれていた元カレを傷つけることになってしまいましたが、私なりの精一杯の誠意を示すことは、きちんと別れてから動き出すことでした。
別れた後は、すぐにはリアルで動く勇気はなかったため、とりあえずSNSで仲間を作ろうと思い、LGBT専用のTwitterアカウントを作りました。気になる彼女との近況をツイートし、気持ちを確認しながらリアルでも動きまくりました。クリスマス・誕生日・日常生活、些細なことで一喜一憂しながら、どうしたら彼女が喜んでくれるのかだけを考えて動いていました。自分の気持ちに素直に向き合って、行動することで応援してくれる仲間も増えました。
当時のツイートを読んで、今考えること
さあ最初の文言に戻ります。これは私が2000ツイート以上した中の一部です。
自分の生き方を肯定できた
今の自分だから、出会えた人がいる、自分が持っているもので不必要なものなんて一つもないと思えました。初めて自分の生き方にマルをちゃんとつけてあげることが出来た瞬間でした。
結果はどうであれ、向き合うことで恋愛以外にもいい影響がある
恋愛に関しては結果以上に、向き合う過程が自分自身を成長に導いてくれることを学びました。この片想い期間をきっかけに、相手に誠意を持ちつつ自分の素直な気持ちを伝え、相手の気持ちをきちんと受け取ることが出来るようになり、他の友人とも深く関われるようになりました。
大事にしたいことを1つに絞る必要はない
私が私でいられる人生は後にも先にも1度っきり。大事にしたいことは全部大事にしたいと思うようになりました。どちらに偏ってもしんどかったと思います。あの時の自分の選択に感謝です。
「人生観」「恋愛観」「大事にしたいこと」この3つが自分の気持ちと向き合い、アウトプットすることで明確になりました。
まとめ
動き出し方はそれぞれです。SNSでもリアルでもなんでもいい、何かアクションを起こすことがまだ見たことのない世界に自分を導くチャンスとなります。私はリアルで動くのがリスクを伴うと思い、怖かった分、最初の動き出しはTwitterでした。小さな歩みだしではありましたが、思い返せば、この行動がなければ、リアルで友人とLGBTについて熱く語る日なんて来なかったと思います。次は、リアルで私が動き出すにあたって参加した「LGBT成人式」のお話をします。そこで知り合った友人との出会いは私の考え方・生き方をゆっくり、でも大きく変えてくれました。
自分に素直に生きるって大変なこともあるけど最高に楽しい!