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2018年2月25日完 パイオニアのご愛読ありがとうございました!

再生医療技術の発展はLGBTに何かをもたらすのだろうか

こんにちは、Hossyです。今回は再生医療について取り上げてみます。

まだまだ人体に使うには課題の多い再生医療。けれども、上手く使えれば事故とかでなくしちゃった部分が蘇るかもしれない。性適合手術であのパーツこのパーツが近い未来100%人間の細胞で作れるかもしれない。

けれども、果たして金さえあればなんでもアリの世界になるのだろうか?白い目で見られるのだろうか?そもそも結局私達の思うようにはいかないのか。

今回取り上げる細分化できる細胞たち

  1. ES細胞
  2. iPS細胞
  3. DFAT細胞
  4. STAP細胞

1.ES細胞

再生医療研究の元祖みたいなもの。1954年にマウスの精巣からES細胞の元となる細胞が発見されたらしい。精子と卵子が出会うと受精卵になり卵割という細胞が増える活動が始まる。この頃の細胞は全能性と言ってどんな細胞にでも成れる可能性を持っている。それから人らしい形になっていくにつれ、「分化」という、身体の機能が固定された状態になる。つまり、手なら手、心臓なら心臓。心臓に手を移植しても、手は心臓にはならない。けれども、まだ分化が起きていない「未分化」細胞なら、心臓に移植すると心臓になってくれるというもののようだ。

欠点として、受精卵というこれから人になる元をばらして、他人の都合にいいパーツにされてしまう点が倫理的に、受精卵ゆえ一番近縁なのが兄弟に該当するとか両親、つまり全くの本人のDNAではないため拒絶反応が起きてしまうことがあるという大きく2つの問題点がある。

 

2.iPS細胞

2006年、山中教授が日本のあらゆる生物の教科書や講義が書き換えられた発見でした。

すでに分化している細胞に4種のタンパク質遺伝子を入れることで、未分化の状態に戻すことができた。ES細胞の倫理的問題、抗体の拒絶反応問題をクリアしたが、導入する遺伝子というのがガンの発現に関わるものであることと、遺伝子組換え技術によるDNA損傷のため、身体に移植したあとガン化しやすいと言われている。成功率は発表時と比べて上がっているらしいが、まだ高いとは言い難いよう。

 

3.DFAT細胞

iPS細胞で世間がにぎわったちょっと後にちょこちょこマスコミに取り上げられていたのだけど。加野教授と松本教授による共同研究らしい。中々信じてもらえなくて大変だったというエピソードを聞いたことがある。調べ直してみると1998年に発見して、発表するまでに10年かかったようだ。

脂肪細胞を天井培養(ざっくりいうと、ビンの上の方に脂肪細胞がこびりつくように増殖するので、その後ビンごと逆さにひっくり返した培養方法)を行うと多分化機能を持つ、要は脂肪以外になりますよという。骨とか筋肉に分化することができるらしい。

iPS細胞ほど万能ではないらしいが、遺伝子組換えしないため、細胞の損傷がほぼ起こらないという。

個人的にも応援してます。脂肪が筋肉になるならバンザイだね!脂肪と言えば、おっぱいは脂肪の塊だし、この技術が使えるようになったら、Hossyは喜んでおっぱいを捧げるでしょう。ところで、運動すると脂肪が筋肉になるってこれと同じメカニズムなのかな・・・?それともただの都市伝説?

 

4.STAP細胞

iPSに続き日本世紀の大発見第二弾!みたいな感じで取り上げられていました。DFATの存在感はこれに消された・・・?考え過ぎか。

これは既に分化した細胞に弱酸などの刺激を与えると、未分化に戻るというものだったそうですが、ほとんどの人がご存じのように真相は闇の中へ・・・。

この後、様々な先生方から実験ノートの大切さを説かれるのでした。

実際、あるのかなぁありそうなんだけどなぁ。なかったらお偉いさんもゴーサイン出さないし。でも、やっぱ、あのノートじゃ。学生だって年1のペースで実験ノート1冊埋まってしまうのだけど。

そして、アメリカでSTAP細胞と似たような細胞が作られたとか。iPSもアメリカで特許の問題起きたし怖いね。ハハッ・・・おや?誰か来たようだ。

 

Hossyはこの世をログアウトしました。

 

 

 

・・・ってならないようにしないとね!!

 

再生医療はLGBTの生きる希望になるか

以上、自分が知っている範囲で分化機能を持った細胞を超簡潔に取り上げました。簡単すぎるのは勉強不足

これらの技術があれば、怪我、病気などで失ってしまった身体を取り戻せたりするでしょう。声を挙げればLGBTの人達にも応用されるようになるでしょう。

高度な技術があるからって幸せになれるとは限りませんが、生きていて辛いという気持ちが無くなって、希望を持って生きていけるようになると、いいなと思います。

 

研究者を志すものとして

これから、再生医療の時代は確実にくると思いますが、研究を始め沢山の莫大な費用がかかるため、利権問題も確実にドロドロしたものになるかもしれません。

せめて自分の研究は自分が責任を持って最先端のデータとして提出できるように記録作りはしないといけませんね。

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-FTM, Hossy, LGBT人生, 性別適合手術
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