「10代に悩んだ人ほど、未来は明るい?」~女子大4年目で初めて気づいた生き方の変化~

「学校生活が息苦しい。」「家にいるのがしんどい。」そう一時でも思ったことがある人は、多いのではないでしょうか。本日は小学生から高校生までと、大学生との生きやすさの違いについてMitchanの視点からお話したいと思います。

多数のものが正しいとされがちな小中高時代

小中高のころは、「人と同じであること」「人と同じであるように見せること」が、学校生活を楽しく過ごす上で自然と必要になってくるように思います。例えば、人よりも発達段階が早く、背が高すぎれば、それはそれで悪気はないとしても茶化されることもあります。ましてや、ゲイ、レズビアンであることを言えば、「自分とは違う。」と言われて距離を取られることもあるかもしれません。そういう私も、学級委員や生徒会をやっていたこともあり、「先生にこびている。」と言われて、悲しい思いをしたことがあります。自分とは違う他者の存在が気に食わなくなる、そんな時期が思春期です。これを乗り越えられるのか…終わりはあるのか…10代前半は非常に悩みました。

大学生になって気づく「違いは強み」

大学生になるとコミュニティの数が一気に増えます。高校までですと、「家族」「クラス」「部活」、この3つあたりが主に自分が所属するコミュニティになると考えられます。大学生は、「家族」「学部・学科」「サークル」「アルバイト」「趣味」といって、高校生までよりも所属するコミュニティの数が増えます。

「どこかが上手くいかなくなったとしても、逃げ場がある」

「いろんな自分を各コミュニティで出す中で、自分らしさに気がつけばいい」

このことに気がつくようになります。これは、人が自分らしく楽に生きていく上で大切なことなのではないかなと思います。そして、違いがあるから会話が面白いとも思うようになりました。私が思うのは、小中高校で悩んだ人ほど、大学生から社会人になるにつれてどんどん生きることが楽しくなっていくように思います。なぜならば、生きる選択肢がたくさんあることをどんどん知っていけるからです。

「自分の人生に責任を持つ」と人生楽しくなる

生きる選択肢を増やす上で、高校生から大学生にあがる上でおすすめしたいことが1つあります。それは、「ひとり暮らしをする」ということです。なぜならば、「自分の人生に責任を持てる」きっかけとなる出来事や事柄がたくさん起こるからです。そして何より、自分から行動することが圧倒的に増えます。そうしないと、生きていけないからです。

もちろん、親からの支援が必須となってしまうことが多いため、無理にとは言えませんが、「ひとり暮らしをする」ということは、自分のアイデンティティを確立し直す、いいきっかけとなると思います。そういう私も、大学入学を機に実家を離れ、ひとり暮らしを始めたことは、自分の中で嫌だった部分である、「LGBT」「人と仲良くなるのに時間がかかる」「想いを言葉にするのが苦手」を"そんな所もある自分も含めて今の自分が好き"と心から思える1つのきっかけになったと思っています。むしろ、嫌だった部分があったからこそ、得られた学びや成長・変化がありました。

「ひとり暮らし」の良い点と悪い点

◎良い点1 生活能力がつく

炊事、洗濯といった家事全般はもちろん、お金の管理もすべて自分でしなければいけません。自分の行動の仕方がそのまま、生活の質へと繋がるため、「生きてるなー」という実感があります。また、冷蔵庫に物が入っていることはいかに有難いことなのか等、実家での過ごしやすさや、両親への感謝が自然と出てきます。

◎良い点2 いい意味で何をしてもバレない

実家に住んでいると、帰宅時間が遅かったり、頻繁に家をあけると、親から色々こともあります。それに比べ、ひとり暮らしをしていると、どれだけ家にいても、家をあけていても特に何かを言われることはありません。責任は大きくなりますが、その分、足を運べる場は増え、自分の人生を左右する出会いが増えるはずです。

◎悪い点1 出費が増える

ご飯を食べたければ、自分で作るか、外食するしかありません。電球が切れたら、家電量販店で買って、自分で試行錯誤しながら取り替えます。"生きているだけでお金はかかる"ことを身をしみて実感します。

まとめ

私が大学生になり、ひとり暮らしを始めて一番良かった点は、「再スタート」出来たことです。高校までの自分は、「好きな人のことを人に好きとも言えない」、「嫌われるのが怖くて自己主張をためらう」そんな人間でした。そんな自分が嫌で、でもどうしたらそんな自分から変われるか分かりませんでした。私はたまたま、大学進学で地元を出て、ひとり暮らしを始めましたが、今までの自分のことを全く知らない人たちだったので、今までとは違うやり方で、楽に自分らしさを出すことが出来ました。そして、冒頭で述べた通り、所属するコミュニティの数が高校生までと比べ、圧倒的に増えます。大学内のコミュニティにとどまらず、LGBTについて本音で語れる仲間も出来ました。私ももちろん、自分がバイセクシュアルであることをすべてのコミュニティで言えているわけではありませんし、そうする必要はないと思っているのでしません。しかし、言えているコミュニティがあるか、ないかで自分の気持ちの安定度は全然違います。今もしかしたら辛い状況にいる人も中に入るかもしれません。一つ私が声を出して言えるのは、自分の行動次第でコミュニティは広げられます。出会う人が変わります。そして、未来は変わります。悩んだ人ほど、未来は明るいです。そのことを片隅に置いて過ごせたら、閉鎖的な学生生活も頑張れるのかなと私は思います。

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