【LGBT✖️外資企業】男性雇用として外資で働くということ〜気になる福利厚生について〜
お久しぶりです!ばりばり外資企業で働いているHirotoです!もーすぐ初給料日!自分のスキルはどれだけ価値があるのか、数字化される事待ち遠しいです!さて、お久しぶりの登場なので、私の外資勤務の日々を綴りたいと思います。
LGBT✖️外資勤務!男性雇用で働ける環境と福利厚生について
私は女性ではあるが、自分は男性として生きてきました。そのため、見た目が男性的である事と、本来の性別のギャップから日本特有の制服や呼び名から悩まされてきました。
自分は男だ。男になりたい!手術をしなければ幸せになれない!と思い込み、自分の可能性に蓋をしていた高校時代。
大学生の時に、世界は広い。ありのままで幸せになれる環境があるのでは?自分の考え方次第で生きやすくなるのでは?と、今いる環境から誰も自分の事を知らない世界へ飛び出した。
道がないなら道をつくる。
誰かに必要とされ海外で働き続ける事が出来た時に、立ち上げたこのパイオニア。ありのままの自分でいられる海外。同性婚が可決されている国での生活から固定概念を壊す快感を知った。
一風、海外という目にはみえない、想像もつかない世界での生活は羨望の目でみられますが、私は海外勤務でずっと生活に悩まされました。
生活=お金です。
留学や旅行のように帰国する日付や期間が決まっているものではなく、海外で生き続けるには、自分でお金を創り出す必要があります。
海外勤務中、生活面では一切、安定しませんでした。常にビザ=滞在許可証の事で頭がいっぱい。縁あって日本の東証第一部の企業で勤務させて頂いたわけですが、もともと物価が高い海外での安月給。日本へ帰る度に為替で損をし、貯金もままならぬ悪循環。
そして心のゆとりがなくて、大切な人を大切に出来ませんでした。思い出すのは喧嘩ばかり。
気づく必要があったのです。そこにいてはいけないと。
今、思うと人生につつかれていたと思っています。つついてくれた人生に本当に感謝しています。
何故なら、私は日本で性別を変えずとも男性雇用として働き、LGBTに対して福利厚生が手厚い企業で働く事が出来たから。
いざ日本へ完全帰国するとなると6年海外に拘り続けた意地がありましたし、自分は永住するものだと思い込んでいましたから、それはそれはプライド全部へし折る事になりました。実際、約3年住まわせて頂いた一軒家の退去掃除はすごく大変だったのを覚えています笑
私もアラサーで、最終的にはいつかは結婚して家庭を築きたい。そう考えた時に円高のご時世、そしてこれから2020年へ向けてHOTになる国、日本へ帰る事は私にとっては希望に満ちた選択でした。
オンライン英会話で英語はどこでも学べる!その気になれば、今後、留学をしなくても英語を学べる英語環境のシェアルームも増えてくる。自分を律する事が出来れば英語力維持はクリアーになる。
では、自分が一番豊かになる選択は何だろう?そこで転職活動を行い、オファーを頂いた7社の中で一番、待遇が良い今の会社へ移籍。アメリカに本社がある私の会社では、私の望む条件を全て満たしていました。
条件1)男性雇用で働ける
自分は〜くんと、みんなから呼ばれています。上司とHR、入社時のペーパーワークを処理した方しか私の本当の性別(女性)を知りません。実際、仕事が始まると性別は関係なく、良い人、悪い人ではなくFIT感で関係は築き上げられます。うちの同期は男女関係なしにとにかく仲が良いので、自分も同期の女の子ともプライベートで電話やメッセージを送ります。
ただ、やっぱり一番仲良いのは男友達です!さっきも勉強会していました笑
男て最高!て思うのは女の子の話、気軽に出来る事笑 同期の女子の話とかw 何より自分が素でいられる事。なんだかんだ女子といると合わせないといけない!と思って、気を遣ってしまうのですね。レディーファースト大事!ですから。
あとは価値観が合う!お互い独身なんで、些細な事でチャットw 輩同士楽しい独身生活を送られています笑 休みの日も男同士で電話とメッセージてどれだけ仲良しやねんw 好きだわー。
話は脱線しましたが、そもそも忘れてはいけないのが今の仕事は年収が非常に高いという事。
年収が高い=自分の価値を求められているという期待値。
己を高められる環境にいるからこそ、誰も性別に拘る人はいませんし、私自身、普通に男として勤務が出来ていると思います。
条件2)福利厚生
一緒に住んでいる同居人証明、住所が一緒だという証明が可能であれば、男女の同性関係なく、内縁のパートナーとして同等の社会保険が適応されます。婚姻関係である事もまったく関係ありません。
私が海外勤務中、一番困ったのが保険証。
日本では留学中、海外勤務中、無職扱いになります。日本企業に入社し、海外派遣されている方でなければ基本的に会社が発行してくれる保険証がないと病院へかかる事も出来ません。日本で正社員へ拘るのも保険証をもらえるかどうかで考える方も多く、国から保証されている存在でいる事は、生活を安定させるには大切な事です。
海外発想ならではのフィットネス、保養所や映画や飲食クーポン。今まで一切福利厚生が存在しなかった海外現地会社勤務であった私からしたら、非常に有難い、感謝するポイントです。
条件3)旅行と結婚、語学留学制度
福利厚生に入っている項目で一番、感動したのは会社が人生の節目で大きなサポートを設けている事です。日本の大手企業なら当たり前の事なのでしょうが、旅行や留学を自分で自己負担で手配してきた私からしたら、結婚式場を提携している会場でお得に結婚、そしてハネムーンというのは驚きました。また語学留学の応援制度もあるため進んで無理なく英語力の向上に努められます。
条件4)LGBTには嬉しい養子縁組の協力体制が整っている
まだまだ先の事にはなりますが、子供、家族の事。外資企業だからこその視点、養子縁組。実際に私が家庭を持つとなると、避けては通れない道。養子縁組は非常に厳格な待遇チェックがあります。
それはそうですよね、子供、家族を養う程の経済力があってこその制度ですから。私自身、まだまだ無知で分からない事があるので、会社の後押しを受けられるのは自分の人生を豊かに出来る事だと考えました。そして、いつかは父親になる。今は仕事を通して男として人間としての成長時間だと考えています。一軒家ではなく、なんせ、高層マンション買いたい。夜景みたい。
まとめ
日本へ完全帰国しましたが、仕事で英語も使うし、福利厚生や年収の待遇面、私は今の日本での生活に非常に幸せを感じています。
入社までの道のりは厳しかったです。いくつものテストがあり、800人以上の中から今の会社に選んで頂いたからには、現状に満足せず、上を目指していきたいですし、仕事を頑張りたいからプライベートも充実していきたいと思います。
LGBTという事で心配な雇用。しかし、道はいくらでもあるし、道がないなら自分でつくる事もできます。
ここまで書くとめちゃくちゃ良い会社!だと思われるでしょうが、正直、オススメはしません笑 人には合う合わないがあります。私はたまたま今のこの会社に合ったというだけの話。
あなたの幸せはあなたがみつけ、つくるものです。
勤務外での作業量が多く、情報も膨大、毎回テストがあるハイプレッシャーのとにかく厳しい環境が私はたまたま好きなんだと思います笑 カレンダー真っ赤です笑 こわーw
しかし不思議と、ハイプレッシャーの日々では、休むための休みではなく、人生を楽しむための休みに変換する事が出来て、有意義になるものです。
日本へ帰って環境が変わって、自分の考え方、そして見た目も変わってきました。寒いので人恋しくはなりますが、同期に感謝しアラサー、稼ぎ頭!明日からも頑張ります!また勉強の毎日だー!
明日は月曜日!ウォーキングデッド配信日!お風呂の時にみるぞー!わーい!