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2018年2月25日完 パイオニアのご愛読ありがとうございました!

病院の探し方

2018/02/02

 

どうもこんにちは、Hossyです。

今回は精神科病院の探し方について自分なりの方法を記したいと思います。

 

私の実体験

ある春休みのこと、性同一性障害、精神科、住んでる県で検索してみた。

「性同一性障害の診察は行っておりません。多分こちらの病院なら・・・」

で、電話してみる。「いや、うちでもやっていないです・・・」

ふう、もういいや。ADHDとかも診察したいし。もう少し近場に電話しよう。

「初診ですか?予約は3週間待ちになりますが・・・」「ゴールデンウィーク明けになりますが・・・」

 

そういや、ここ1ヶ月ほぼ飲まず食わずだった。ミイラになりそう。

性同一性障害を診察してくれる病院の探し方

 

中々、自分の住んでいる所から一番近い病院を探すのは骨が折れます。まず普通の精神科では専門外だからということで対応してくれないのです。(タチが悪いのは、精神科というだけで検索に引っ掛かることがあるのです。病院が悪いのではなく、そういうタグを付けるサイトなどがあるのです。)

 

そして、性同一性障害を診察してくれる病院は1県に一つあるかどうか。

もし、少しでも近場で診察してもらいたい場合は、以下のウェブサイトがおすすめです。

全国の病院・ジェンダークリニック一覧

全ての病院を確認したわけではありませんが、ここのお陰で私も無事診察してもらうことができました。

 

 

とりあえず精神科に行きたい

 

また、性同一性障害以外の理由で精神科に行きたい場合は、以下の点を押さえると少しラクに選べるかもしれません。

 

 

駅チカより少し歩くこじんまりしたところを

 

クルマ社会のところでは当てはまらないかもしれませんが、駅から3分くらいの近い所より、7~10分くらい歩くところの方が空いているようです。キレイで大きくて通いやすい所から埋まっていきます。

 

休診日が少ない病院

 

休診日が少ない、例えば大体の病院が週休2日くらいのペースでやっているでしょう。しかし、中には診療日が週3のところもあります。週休4日です。

正直、毎週同じ曜日に通えるか不安だし、診療日少ないから埋まっているんじゃないかと思い、予約をためらっていましたが、結局、ここに通うことになりました。

その後、上記のサイトで性同一性障害が受診可能な病院を探し、行く前に紹介状を書いていただきました。

 

精神病は放っておいても治る?

 

うつなどの精神病はかなり軽度のものならしばらく寝ていれば回復します。

しかし、しばらくの休息なぞ取る暇があるでしょうか?実際の話として、先輩がうつ病になって休職手続きをしましたが、与えられた休みは3ヶ月。程度にもよりますが、病院に行きたいと切に願うレベルになっている頃には多分足りないです。

また、以下の理由から病院へ行くことをお勧めします。

 

コミュニケ―ションが取れる

半強制的にコミュニケーションと外出ができます。ついつい家にこもりがちになってほとんど誰とも話さない日が永遠に続くのも余り良くありません。それは分かっていても、こもりがちになってしまいます。そこで、病院の予約さえ取れれば否応なしに外に出てお医者さんとコミュニケーションが取れます。これは地味ですが、とても大切なことです。

 

なに話したらいいかわからないかもしれませんが、最低限、自分の体調についてや、今後取り組むことについて話すといいです。

もし、そんな雰囲気の医者じゃなければ変えた方がいいかもしれません。

 

薬を飲むとやっぱ違う

薬の副作用が既に「気怠くなる」「判断力がにぶる」のため、飲んでも飲まなくてもうつ症状がでるという、症状を軽減させたい患者にはどういう冗談だと言いたくなるシロモノですが、飲むの止めちゃダメです。

決定的に違うのは、胸の痛みが無くなります。経験者にしかわからないであろうフワフワした感じも収まります。

滅茶苦茶寝て、他の世話を家族がやってくれるならいつか良くなるでしょうが、薬を飲むと症状の収束が早くなります。

ただし、途中で止めると数日後には良くなっていたものがぶり返します。薬の作用で怠そうにしている我々をみて、家族は「薬飲むの止めたら?」なんていうのは生易しいもので、「そんなん飲むの止めなさい!」くらい言ってくるかもしれません。

しかし、止めてはダメです。どうしても止めたい場合はお医者さんに相談してください。

うつ病の薬は継続的に飲むことが大切です。

 

 

早期発見、早期受診を

 

さて、重度のうつになると、そもそも起き上がることすら辛く、病院なんていける状態ではないです。これで一人暮らし、頼れる人もいない状態だと尚更。

私はほぼ一か月寝たきりの状態を・・・つまり、春休みをほぼ潰して過ごすことになりました。編入し、まだ1年やっと打ち解けてきたようなそうでないような微妙な感じで、相談できる人もいません。春休み始め、久々に友達と遊ぶ時だけ無理して動きました。それ以降は電池が切れてしまったかのように動けなくなったのです。あの時実家に帰っていればまた違ったのかな。

 

一か月寝ていると、多少は気力が回復するものです。そこで、わずかな力で電話してみるものの、初診は何週間も待たされるという事実。MPが切れそうになりました。

 

皆さんも、もし少しでも不安があれば動けなくなる前に病院を探してください。とりあえず脱初診になれば少しはいい方向に進むと思います。

それでは。

 

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-FTM, Hossy, LGBT人生, トランスジェンダー, 性同一性障害
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