【感謝】さらばFTMと性同一性障害!男性雇用として世界的な大手企業で働き続けるパイオニアHirotoの想いとこれから
皆さん約2年間、パイオニアHiroto、一緒に歩ませて頂きありがとうございます!パイオニアHirotoとしてこれが最後の記事です。今の想いとこれからについて、歩み続けるために記します。
感謝!築くことより、気付くことの大切さ〜パイオニアのHirotoという枠を越えます〜
そもそもパイオニアを始めたのは、会社が買収され職を失った時。世のため人のため海外で生きていくロールモデルとして何か情報発信が出来ないか?という思いからでした。海外で生きる=ワークビザを取得し、海外で生活し続ける事は、終わりが決まっている留学や旅行とは違い、終わりがない旅。海外では、日本人は外国人、最低賃金、ボーナスや福利厚生はない。英語が話せたところで、このご時世、2ヶ国語だけでは通用しない現実。若さ故、目の前の事に必死でとにかく働き続けた20代前半。
カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、目の前のチャンスにしがみつき、最終的には、良い意味で拘りやプライドを捨てられたからこそ、日本の大手企業海外勤務後、世界的な大企業に転職し、今は男性雇用として日本に在住する事に至った。
海外こそ幸せになれる道!同性婚が出来る環境へ!手術をしてホルモン注射をする事が全てではない。むしろ、本当の幸せはその先にあるのだ。
高校生の時、ホルモン注射をして、戸籍を変えて幸せになれると思ってました。本当に男になれば、愛する人と結婚できる!しかし、高校で男子サッカー部に入部し、外見ばかり注力しても、自分の幸せの本質を捉える事は出来ませんでした。
日本で男性雇用として働き約半年、私は築き上げる事より気付く事がどれほど大切なのか、大切な事に気づく事が出来た。
LGBTという枠に己をしばりつけない
パイオニアを初めた時から、今まで私はLGBTのHirotoという切り分けをしていました。
自分で自分の事を一番差別している事に気付いたのです。だからこそ、性同一性障害やFTMなど言葉を並べ、自分の核の部分から目を反らしてきました。
自分とHirotoは別の人である。
Hirotoという存在をどう扱うべきか分からなくて、それを世に問いたくて、世界と接点がほしくて情報発信を初めた。
そうだ、私は誰かに認めて欲しかったんだ。
誰かに特別だよ、ありのままで良いんだよて、包み込んでほしかったんだ。
自分を守るために、守られる場所がほしくてツイッターやブログで情報発信をしていた。自分と同じ考えの人と同調し、そして安心したかった。
私はすごく弱かった。
何も誇れるもの、積み上げてきた結果がなく、自分に自信をもてないでいた。
ただそれは、パイオニアを始めた頃の私。過去の私だ。
だけど、今は違う。あれから2年。
次のための今。
横浜の高層マンションを購入できるか?
アメリカ本社勤務になれるか?
挙げたら切りはないが、今の私は、自分の人生で実現したい明確なビジョンを描いている。
自分の実現したい事と現在のGAPを見据え、今ではこのGAPを埋められる自信と前向きな気持ちで溢れている。
何故なら、この2年で、世界的大企業で勤務し世界を動かす夢、デザイナーズマンションに住む長年の夢を実現する事が出来たからだ。振り返ると、留学カウンセラーで働く、英語を使って働く目標も実現してきた自分がいた。
経歴という結果を積み上げてきたからこそ、自分はそれを成し得る事が出来ると確信し恐れはない。
今の私は、今更、誰かに認められたい欲はない。自分が自分を認めてあげられたらそれで良いのだ。
私の生きる道、目指すものに性別も、性同一性障害も、LGBTも関係ない。囚われていたのは、自分自身。
何度もいう、誰にも認められなくても良い。自分で自分を認めてあげられたら胸を張って、周りの意見に左右されず突き進む事が出来る。
日本にいても私は私。誰もいる場所、誰かの意見、やっている事で自分を縛る事はできない。自分を縛るのはいつだって自分の思い込みと拘りだ。
まとめ
誰かに偉そうに情報を発信できる立場でもなく、私は自分の幸せと夢のために空いた時間にやらなければいけない事がありすぎる事に気付きました。結論から申し上げると、私の人生の幸せはLGBTの世界がメインではない。
パイオニアのメンバーには申し訳ないが、頼りない運営者にここまでついてきてくれた事に感謝しています。本当にありがとうございます。そしてこれからはLGBTという枠を越えて、人としてお互い繋がらさせて下さい。今後とも宜しくお願い申し上げます。
LGBTのHirotoという存在は死んだ。神は死んだのニーチェで良い。
最後に
チームのメンバー、そして、読者の方々、長らくお付き合いして頂きありがとうございます。
LGBTに私は拘らない、囚われない。
もっと大きな世界で、大きな心で、道がないなら道を創る。
次、お会いした時は、LGBTのHirotoではありません。本名の私で胸を張って、そして自信を持って生きていく道で、私は皆様とぜひとも出会わせて頂きたく思います。
2年間、継続し積み上げてきた我が子のような存在、パイオニアを手放す事はちょっぴり寂しいですが、更なる人生の飛躍のためには必要な事だと思っております。LGBTに囚われない世界になってほしいからこそ、まずは自分が囚われない!
皆様、LGBTの世界ではなく、お互いの高みでお会いしましょう!
2年間、本当にありがとうございました!